カルロス・ゴーン逃亡劇
ゴーンさん日本の監視からは逃れたものの、自由に世界中を動き回るわけにはいかないでしょうね。犯罪者引渡条約がある国はもちろん、ない国でもトルコのように協力してくれる国はあり、うっかり外国に行けない状態だ。また、レバノンにいてさえ危ないと言われている。
と言うのは、イスラエルとレバノンとは戦争状態だが、ゴーンは過去にイスラエルに入国したことがあり、レバノンの弁護士グループが敵国へ入国した罪で告発しているようだ。
会見の様子を見たけれども、Mr.ビーンで有名な俳優のローワン・アトキンソン氏と似過ぎていて、頭に何も残らなかった。報じられた内容は、大方事前に予測した事ではあるんだけど。
ローワン・アトキンソン 出典:マイナビニュース
お金が大好きで保釈金を没収され、さらに百億単位の大金を逃亡に費やしてもまだ余裕はあるんでしょうな。有名だったスイスの銀行が預金者の秘密保持を徹底すると云うのも、今はザルだと言うし、タックスヘイブンを利用してのマネーロンダリングも、パナマ文書が流出してから今は流行らないそうだ。ちょっと知識が古かったんじゃないの感想を述べる人が居がいた。藤井厳喜氏だったかも知れない。
「Ghone is gone」ゴーンは行ってしまったというゲームが売り出されたと聞いた。こんな駄洒落で思いついたようなゲーム――売れる訳ねえじゃん。日本じゃね。
イラン状勢
反撃の成果なし。ただ一機民間機を撃墜し170人以上の死者を出した。ただ、これは我々のミサイルのせいではないと弁明なさっている。しかし、西側諸国は誤射だと思われると断りながら、イランのミサイルで墜落したと見ている。今後、この問題がどうなるのか、注目である。
現政権が国内の反発を和らげるために、攻撃をしないわけには行かないが、戦争も回避したい。そこでイラクの米軍基地の中でできるだけ負傷者が出ないような場所を狙って撃ったようだ。その辺りをトランプも汲んで、おじさんは戦争には発展しないとみている。
ただ民間航空機の死者の中にカナダ人が多数載っていた模様で、ミサイルのせいだと判明したときに国際世論がどうなるのかターバンのおっさんも大変だね。
注目がイランに向いているので、北朝鮮のキム坊は安心しているのか、それとも物足りないのか。
アメリカからのイランへの攻撃があったのは、藤井厳喜氏によれば、経済で説明できるそうだ。これまでは中東で戦争が起きれば原油が減産となり原油価格が上昇する。上昇すればアメリカの産業に影響が出て国際競争力が失われる、と中東諸国との戦争に一定のブレーキが掛かかっていたが、今、原油価格に国内産業は影響を受けなくなっている。
その理由は、シェールオイルの抽出に成功したアメリカが輸入国から輸出国に変わったせいである。だから、中東がどうなろうと心配には及ばないとの見立てだ。
ではまた by 考葦(-.-)y-~~~