何と言うか、お馬鹿な国会議員の存在は、左巻の専売特許ではないし、保守にも勿論、存在する。例えば、石破という総理に最も近いと思われていた御仁が、一連の野党かと思われる発言を連発して、逆にもっとも総理にしてはならない人物と、はっきりと烙印を押されてしまったことは記憶に新しい。

 

 

パンパカ工務店様ツイートより:@kitanihonganba

 

 

 同じく維新の丸山穂高衆院議員(35歳、大阪19区)の北方領土は〝戦争でしか取り返せない〟発言で維新の会から除名された。

 

 

 維新は今、注目を集め出した。公明という宗教絡みの気持ち悪い党と決別して、維新との共闘が各種保守的政策を実現するのによりベターではないかと、皆の頭に浮かんだ刹那、維新からお馬鹿発言をする議員が現れてしまった。松井一郎は臍(ほぞ)を噛む思いだったろう。

 

左より丸山穂高議員、松井一郎 維新の会代表

日本経済新聞より

 

 

 政権の中枢に近づくにつれ監視も厳しくなり、発言も吟味しなければならないはずなのに、頭に浮かんだ事をそのまま口にしてしまった。

 

 

 いくらか丸山を擁護すれば、ロシアに占領された経緯は腹立たしいものである。左巻の連中は勉強すらしないだろうが、維新はさすがにきちんとその経緯を押さえている。

 

 

 しかし、いざ返して貰おうとすれば、ロシア側の歴代為政者の左右する言辞に耐えなければならないし、実力で返還するにも自衛隊の存在自体が憲法違反だという野党を国内に抱えている。

 

 

 いま日本はゴミ野党、マスゴミが跋扈する中、憲法改正にあと一歩の所まで来ている。それらを飛び越えて不法占拠されている国土を奪還するのは自衛行為である、と考える事も出来る。しかしながら、これまで保守系の日本の政治家はそういう手段を選択しなかった。左右ごちゃまでの政権でのことは知らない。

 

 

 あと高齢化しつつある故郷が存在するのに帰郷できない人々の思いも、強く受け止めたのであろうと推測する。そういう感情が高まって、戦争をして実力で奪還するしかないと思ったとしてもよく理解できる。

 

 

 だが、表に言葉として出すと、ゴミ野党、マスゴミの格好の餌食にしかならない。いまからそういう時代が来るから、くれぐれも発言には気を付けろと注意するつもりが、ちょっと遅かったようである。

 

 

 代表としては『泣いて馬謖を斬る』思いで除名の決断を下したことであろう。追い風に乗っている時は、何もかも上手くいくものだが、こういう時にこそ、足下を視て慎重に物事を運んで貰いたい。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~