かねてから問題視されていた弁護士会連合会の左翼的主張の背景には弁護士の自治権がある。弁護士は国家から資格を与えられており、所謂強制会という制度を取っている。つまりこれは、事務所が存在する都道府県の弁護士会に入会しないと業務が行えないという制度のことだ。
都道府県の弁護士会が役員を出し運営しているのが弁護士会連合会という組織だ。例えば弁護士が不祥事を起こしたとき、その懲戒権は国にあるべきである。弁護士以外の国家資格はそうなっている。弁護士は古い資格であり、いつのまにか自分たちで懲戒を行うという権利を得てしまった。堂々と政党と見紛うばかりの主張を連合会の主張として表明していることは周知の事実である。
オウム裁判の麻原 彰晃(あさはら しょうこう、本名: 松本 智津夫〈まつもと ちづお〉)の裁判の時、左翼系の国選弁護人がわんさか付き、引き延ばしに引き延ばしを重ね、一体、我々の税金がどれだけ使われたのか誰か計算してくれ、と言いたいくらいだ。まさに司法の信頼そのものが損なわれた裁判であった。
まあ、その背景には弁護士の自治権が災いしていると考える方が自然である。戦後体制の超克さんの記事をよんで、お考え下さい。
by 考葦(-.-)y-~~~