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月刊Hanada2018年2月号
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朝日新聞に対する小川榮太郎氏の回答文が全文載っています。
fact と logic と言う言葉があります。つまり、朝日が用いる印象操作とは真反対に、事実(fact)とその事実から論理的(logical)に導き出せる結論を fact をすべて明らかにした上で、自分の到達した見解を述べるというのが、この種の書物の基本です。
朝日新聞のスクープ写真(加計学園)
上の写真は加計学園問題追及の嚆矢となった〝スクープ写真〟です。小川氏ならずとも、なぜこんな写真が撮られたのか大いに疑問です。これが忖度の始まりなら、はっきりと全文が見えるようにすべきですね。この全文を小川氏は手に入れています。それを読めば忖度がまるでなかった事が明らかになるのです。
既に朝日の記事は手許にあり、朝日の〝スクープ〟に用いられた文書も、偶然にも同日にニュースで取り上げられた別の文書も、揃っている筈です。公的機関の議事録もすべて目を通し、解析を加えて書かれたものですから、文字の後ろにある fact の数が違いすぎます。
その議事録から浮かび上がる事実と、朝日の報道はあまりにもかけ離れており、国家戦略特区の議事録すら読んだ形跡が窺えないようです。読んでいれば無意識に必ず現れるものだからです。歴史的1級資料を読みもせず、揣摩憶測だけで記事を書き散らしたのが朝日新聞。一方、そんな記事でも影響を与え一時安倍内閣の支持率が下がったのに危機感を覚えたのが小川氏です。
こんな印象操作記事で内閣が倒れるようなことがあっては、言論テロが可能となる、と恐れたのでしょう。幸い、多くの国民は理性を武器に国会中継などを観て、問題が何も無いことに気付き、支持率が回復してゆきました。
朝日は戦後、一貫して公平・公正・中立・両論併記を捨て、恣意的にキャンペーンを打ち、読者の意見まで絡め、一定の進めたい方向に世論を誘導する快感を覚えてしまったのです。
懸命に否定しているが、総理総裁は我が社が決める、安倍を批判するのは社是だという話を故三宅久之氏が朝日新聞の若宮啓文氏から聞いたとテレビで公表したが、そんなことは言っていないと水掛け論にしてしまったけれども、おじさんはかなりの確度で言ったであろうと推認します。
結局、朝日新聞の記者というよりも、マルクス主義者全般ですが、言葉に魂が宿るという言霊を信じていないのです。だから彼等が書く言葉は軽く、人の心を打つことがないのです。言霊を信じている者の言葉は、言葉の持つ魂の働きで読む者の心に運動を起こさせます。
漸く訴状が届いたようなので、次は法廷での争いになります。小川氏によって経過が報告されるでしょうから、見守りつつご報告致します。
by 考葦(-.-)y-~~~