希望の党代表は小池百合子だが、国会議員の代表(共同代表)を決めるための告示が8日になされた模様である。
http://www.sankei.com/politics/news/171109/plt1711090012-n1.html
http://www.sankei.com/politics/news/171109/plt1711090012-n2.html
立候補したのは玉木雄一郎、大串博志両衆院議員で、両者は国会内で共同記者会見に臨んだ。その席で大串は「集団的自衛権を含む安全保障法制は容認しない立場を明確にする」と明言した。
大串博志:JIJI.com
こいつは党というものを軽んじているとしか思えない。『現安保法を支持する』と公約に書かれ、それを信じて入れた有権者のことが、この男の頭には浮かばないらしい。
記事は大串を「実直で誠実な」人間と書いてあるが、どこが実直で、誰に対して誠実なのか。旧民進党時代と何も変わっていないではないか。一方、玉木の方も旧民主党議員で、安保法反対だったと記憶しているが、おじさんの記憶違いか。
玉木雄一郎:出典 Twitter
そもそも公約のことをマニフェストという横文字を使って言い換え、出来もしない事を取り敢ず掲げる意味にしたのが、ご存じ旧民主党である。国民の多くが騙され、それについて旧民主党の議員から謝罪の言葉を聞いた記憶が無い。
共同代表立候補者二人は、生憎、その血を濃厚に受け継いだ者同士である。大串は、自分は集団的自衛権を組み込んだ安保法を容認しないと言ったそうだが、だったら、希望の党から出馬してはいけない。党を軽んずるのも程があろう。
そういう常識がないのが旧民主党、旧民進党だと言ってしまえばそれまでだが、もしどちらがなっても、軒を貸して母屋を取られることには変わりない。首班に指名された渡辺周衆院議員が8名の推薦を取れずに断念したそうだ。時が時なら総理大臣ともなる首班に何故、渡辺を選んだのか、この辺も不可解だ。
担ぐなら、中山恭子だろう。中山が夫を立てて辞退すれば、旦那の成彬でも良かったはずだ。新人が多くなる希望の党で必然的に旧民進党議員が主導権を取ることは読めたはずだ。小池百合子の指示だとしたら、完全にピントがずれている。
お気の毒だが、希望のない党になってしまいそうだ。
by 考葦(-.-)y-~~~