山尾志桜里衆議院議員が民進党を離党なさった模様である。例のガソリーヌ山尾の命名の元となった領収書収集疑惑の説明責任も果たされぬまま、不倫の方で離党されるとは意外だった。
山尾 志桜里 出典:デイリー新潮
ブーメランを浴びることが党の特徴にもなっている民進党で、甘利明経済財政政策担当大臣(当時:特命)が金銭授受疑惑を文春が報じた時、一際目立つ振る舞いとヤジでお目立ちになった。その折り、議員本人は知らなくても公職選挙法の連座性の意味を解するなら、当然、責任を取って辞任すべきだと元検察官らしい言葉で追及なさっていた。
そのブーメランは甘利を大臣辞職に追い込んだものの、勢いを失っておらず、戻ってきた時、あいにく投げ手の山尾がチンケな領収書収集問題で「秘書がやった」と秘書を馘首なさった折りだった。元検事さんに言うのはおこがましいが、政治資金規正法に禁じられている政治団体の帳簿に虚偽の記載をし、党から金を騙し取ったと言う事になり、「連座」というならこちらも同様であると思うのだが、そうはお考えにならなかった。むしろ、こちらの方がチマチマして悪質である。
と言う訳で、ガソリーヌ先生、両手がふさがっていたのか避け損ねて、まともに顔面で受け止めることになった。
ところが、細身の体に似合わず、なかなかしぶとく粘りに粘り、お顔の皮も鍛えに鍛えた甲斐あって、会見もせず離党も辞職もせずに今日まで生を永らえて来られた。ところが、豈図らんや、躰が堪えられず連夜の密会となられた模様、幹事長、将来の党首の目もあったが、肉欲のためあえなく離党と相成った。
小林よしのり先生は、女性初の首相になる逸材と高く評価されていたようだが、人を見る目も曇り果てたか、それとも初めから無かったのかそれは知らない。ただ判断と言動は一致しているように見える。つまり言説通りの節穴だと。
by 考葦(-.-)y-~~~