改造内閣の野田の発言や河野太郎の過去の活動を読み暗然としていたおじさんだったが、自民党の2回生議員が消費税の増税を止め、さらに5%まで減額すべきだとの提言を内閣に行ったというので、おじさんはメンバーが誰なのか興味を持って探していた。

 

 

 呼びかけ人は当選2回の『あんどう裕』という人物らしい。2回生議員というのは、所謂自民党が大勝し政権を取り戻した際に初めて当選した安倍チルドレンと言われる議員達である。

 

 

あんどう裕

 

 2回生議員としては、早々とグラビアアイドルとの不倫で宮崎謙介元議員が自身の名を世に知らしめ、近頃では秘書暴言・暴行問題で一躍時の人となった豊田真由子議員が負けじと音声によって国民にしばらく消えない印象をお残しになった。

 

 

 やはり大量当選なら粗製濫造もやむなしかと思いきや、標記の提言をする真面目で当を得た発想の保守系議員が存在する事を知り、おじさんは我が国の未来に光明を見る思いがしたのである。

 

 

 生き残りを賭けてもがいているといった見方もあるだろうが、おじさんはもがいて何が悪いのかと思う。むしろ、痛快時だとおじさんは気をよくした。逆に『自民党若手という「日本の未来を考える勉強会」がとんでも主張 自分たちが生き残りたいだけの無責任集団』を書いた飯野享という人物に疑いの目を向ける。

 

 

 結局、飯野の言っている事は、藤井聡京大教授が講演の中で言っている、一見正しそうでおおっぴらに「嘘」の言説を吐く人間そのものである。

 

 

 1回目の勉強会の動画を観てから、飯野の主張を読んでご覧、藤井が言っていることを見事に証明している。デフレの処方箋は、真逆の政策にあるのだ。アベノミクスは正しかった。ただ、道半ばで増税派、財政健全派の圧力に押され、消費税を上げてしまったことが失敗だったに過ぎない。

 

 

 ちょっとな長いけれど、分かりやすい講演なので、最後まで視聴して欲しい。

 

 

 正直言うと、おじさんは藤井聡教授については、ちょっと色眼鏡で見ていたところがある。というのも橋下徹の大阪都構想をぶちこわす動きをしていたからである。おじさんは経済は三橋貴明、上念司から学んでいる。彼等の分析、見立ては適確で言うとおり社会が動いている。今、アカデミズムからその主張の正しさが補強された格好だが、藤井については少しだけ見直したという所である。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~