皆さん、今、安倍政権の支持率がぐんぐん下がっているようですが、アベノミクスとという大胆な経済政策をとって景気が上向きになり、失業率が改善したことを忘れていませんか。

 

 

 財政健全化主義の総理だったら、今もデフレスパイラルで苦しんでいたでしょう。曲がりなりにも僅かな成長を見せているのは、アベノミクスのお陰です。批判している連中は何も対案を持っていませんし、もしそれをしていたなら、さらにデフレが悪化したでしょう。

 

 

 今は北朝鮮のミサイル問題や、なし崩し的に領海を侵犯する中国の漁民という名の軍人が乗る漁船や、それを護るためと称する軍艦の領海侵犯問題が、我が国の安全保障にとって、一番の課題だと感じなければ何処かで感覚がズレていると言わざるを得ません。特にそれを感じない政治家は、我が国の政治家とは言えません。と言うより、政治家の資質を疑われても致し方ありません。

 

 

 どこかの国のスパイとまでは言えなくても、危機意識の希薄がより敵の侵略欲を煽っているのです。そんな「つもりはない」という言い訳が聞えてきそうですが、つもりがあろうがなかろうが、その態度が相手をつけあがらせるのだと考えない人間は、政治の世界から引退してもらいたいものです。

 

 

 おじさんは経済に弱い人間ですが、デフレにインフレ対策のような政策を採ってはダメだということくらいは理解しています。ですから、アベノミクスの最大の失策は消費税を3%上げた事だと考えています。それは安倍も理解しており、さらに2%上げるのを延期したようですが、それは健全化主義者の顔を立てつつ抵抗していることの証左です。

 

 

 デフレという病はそう簡単には回復できません。三橋貴明、上念 司の話を聞けば誰でも理解できそうなものなのに、インフレ時の政策を採りたがる政治家で溢れています。経済政策の失敗は致命的な失策にならないとでも思っているのか、竹中平蔵にしてもいまだに物を言っています。

 

 

 竹中平蔵のことを何か言っていないかと、三橋貴明のブログを検索したら本稿に関連する記事を見つけました。

 

 

  http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12287344354.html

 

 

 その中に、2回当選組の安倍チルドレンの中に、デフレをきちんと理解し政府に提言したグループが存在すると分かり、気分が良くなりました。彼等は消費税の引き上げどころか、5%に引き下げることも提言しているようです。2回生議員は下衆不倫の男や、秘書にわめき立てる議員が話題になりましたが、まともな議員も多数いるようで安心しました。

 

 

 もしポスト安倍という事になれば、安倍と国家観が同じ人間を据えなければなりません。ですから、有力議員の中で該当する者がいないとおじさんは暗然としていましたが、案外、若手議員の中から生まれるのかも知れませんね。

 

by 考葦(-.-)y-~~~