国の天然記念物コウノトリが、馬鹿な男に撃たれて殺された。

 

 

 こんな人間に猟銃の許可を与えるのが間違いである。そもそもこれは〝誤射事故〟で片付けていい問題なのか。こんな野郎は、刑務所に送っても、死刑にしても飽き足らない。てめえが人間界から駆除されてしまえ。

 

 

 動物が絶滅するというのは、元々が人間が招いた事である。その反省の下に様々な法律(条約)を整え、絶滅危惧種を抱える国は相当の財政を支出して保護活動を行っている。

 

 

 今の人間の力では、絶滅した動物を蘇らせることはできない。だから、懸命に絶滅と戦っているのだろう。

 

 

 今兵庫県豊岡市にコウノトリが生息していると言われている。もちろん人間が育てて放ったものだ。鳥であるから人間が引いた行政の線など関係ない。なんと巣は一県越えた島根県にあり、残された雄が4羽の雛に餌をやっているという。ということは、馬鹿野郎が殺したのは雌という事になる。

 

 

 

出典:産経WEST

 

 

 果たして豊岡市にこれを守る気概はあるのか。豊岡市などに委ねて大丈夫なのか。簡単な事故と捉えていると思うので、誤射の野郎に言っておくが、ライセンスを返上しろ。サギと間違えて撃ったんなら、何と間違えてもおかしくない。いずれゴソゴソ音がしたからと、人間を撃ちかねない。

 

 

 豊岡市はまさか絶滅の危機を脱したとは思っていないだろうが、この時期に害鳥を駆除しなければならないほど、鳥の被害があったのか。鳥が住みやすいからコウノトリも住んでいるのではないのか。今は島根に移っているようだが、コウノトリよ豊岡などにもう来るな。観光に使うだけで何も護ってはくれないぞ。

 

 

 害鳥駆除の際、コウノトリが誤射されることを考えなかったとすれば、もう絶滅危惧種を預かる資格などない。コウノトリは島根県雲南市を選んでいる。そちらに移転させよ。だが、可哀想な雄、たくさん相手はいないのに、それを馬鹿な人間により殺された。もう巣を作ることはできない。

 

 

 もし、豊岡市がコウノトリの為にサギを駆除しようとしたとしても、許す気にはなれない。世界に恥ずべき行為であると断言する。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~