ケント・ギルバート氏が標記のタイトルでZAKZAKのご自身の記事を紹介されている。ケント氏のいいところは、それを翻訳して世界に発信して下さることだ。
http://ameblo.jp/workingkent/entry-12172507350.html
受験生なら和文英訳のお手本にいいのではないか。
さて、沖縄は左翼系の新聞が世論をリードしているのは周知の事実である。よって新聞の論調を自らの信念としている県民も多いのだろう。だからこそ左翼系の知事が当選した。だが、まともな日本人から見ると、沖縄の知事を始め県民の人々の行動は非常に危うく映る。
左翼が平和勢力だなどと信じている人は本土にはそれほどいないが、沖縄は情報鎖国なようで、翁長知事は外国からの侵略の脅威に驚くほど鈍感である。「平和憲法があるから外国は侵略してこないし、侵略して来たら、すぐに白旗を揚げて抵抗しない」と非武装中立を党是にされていた社会党は今はないが、沖縄では特殊な環境が醸成され、翁長知事は社会党の非武装中立を実現したいようだ。昨日(6/19)、先の女性がアメリカの軍属に殺され、遺棄された事件の追悼集会が開かれた。そのスローガンは、地位協定の見直し、普天間基地の辺野古移設断固阻止、全基地の県外移転である。
別に何をスローガンに掲げても自由だが、全基地の県外移転ならいいという考え方が、利己的すぎるとは思わないらしい。人間の0.何%あるいは0.0何%は凶悪な犯罪を犯す。人が増えればそれだけ犯罪は多くなる理屈である。
もちろん人種、職業、性別、年齢等によりそのパーセンテージは変化する。軍属が凶悪な犯罪を犯した。一番いい解決法はその軍の全員いなくなることだ、という判断は正しいかも知れない。だがそれを余所に移せば満足というのでは、人として政治家としていささか身勝手すぎやしないか。
沖縄が大東亜戦争の最後の激戦地になったのは、要衝だからである。地政学的に見て、我が国にとっても米国にとっても、重要と見なされたからである。
これは誰に責任があるわけではない。例えば、朝鮮は過去に数えるほどしか独立国家であったことはない。アジア大陸で最も東の半島故に、大陸で強国が勃興する度に、臣下の礼を取り属国である事を選んできだ。内心憤懣やるかたなかった事が何度あったであろうか。しかし、だからと云って半島で行き場がない地形を恨んでも致し方ない。
宗主国が傾き、滅亡の淵に沈む頃辺りは属国の判断は難しい。新興勢力がそのまま破れ去ればいいけれども、もし宗主国が破れれば、新王朝に対し臣下の礼を取るべきかどうか迷うであろう。かと云って意思表明が遅れれば、新王朝の心証を害して討伐の兵を送られる恐れがあるし、滅亡直後は付近に旧王朝の残党の影があるかも知れないので、即座に手のひらを返す訳にもいかない。まさにお気の毒としか言い様がない。
沖縄を独立させよと云っている脳天気な輩がいるそうだが、無知蒙昧の徒である。瞬時に支那か朝鮮に侵略されるだろう。いくら朝鮮でも防衛力のない国?に負けはしまい。
翁長知事も旧社会党同様、バイブルの如く憲法を信じていれば侵略されないと思っていらっしゃるらしい。県民はずいぶんお目出度い人を知事に選んだもんだ。要衝であるため、過去の歴史に配慮して沖縄がどれほど優遇されてきたかお分かりにならないようだ。
翁長沖縄県知事 出典:議員データベース
おじさんは、一時的に国の直轄地とするか、鹿児島と合県?することも視野に入れるべきだと思料する。そういう視点がないから好き放題言っているのである。
いよいよ我が儘がすぎれば、多数の国民からそういう意見も出てくると思われる。
見えなければ、気がつかなければ物事は存在しないといった幼稚な思考から早く抜け出せ。沖縄のみならず、全国のおめでたサヨク人士に贈る。
by 考葦(-.-)y-~~~