自分という顕在意識のほかに潜在意識がある。ここまでは誰も異存は無いだろう。


 ホ・オポノポノではもう少し細かく分けて、顕在意識、潜在意識、超意識、神聖なる存在という4つの形態の下に説明される。


 理解しやすくするため、顕在意識(ウハネ)を母になぞらえ、潜在意識(ウニヒピリ/インナーチャイルド)を子供になぞらえ、さらにその潜在意識の奥(上?)に超意識(アウマクア)というものがあり、それを父になぞらえる。そしてさらにその上に神聖なる存在(ディビニティー)があると考えられている。


 こういう構成(?)でホ・オポノポノの基本構造が作られていると説明される訳だが、仮にある人をAとしよう。潜在意識はAに様々な体験をさせる。つまり、Aに様々な喜怒哀楽を伴う経験をさせるのはウニヒピリなのである。


 ウニヒピリは何故、そんなことをするのかと云うと、顕在意識、つまりあなたにクリーニングして情報を解消して貰うためである。ところが、例えばそれが事故とすると、普通はそういうアクシデントに遭う不運を嘆き、悲しんだり怒ったりしてお終いになる。


 そうするとウニヒピリは、また何処かでもう一度そういう体験をさせようとする。Aにとってみれば不運の連続という解釈をするしかなく、御札やパワーストーンを身につけ、パワースポット巡りなどをするようになる。次には怪しげな新興宗教に近づき、霊験あらたかだという壺や掛け軸を買わされたりするのである。


 ウニヒピリが解消して貰いたいことは、事故の原因となる情報だけではない。現に人としてこの世に生まれていると云うことは、解消すべき事柄が多いからである。カルマをたくさん抱えて誕生していると云うことである。ウニヒピリは親子問題、恋愛問題、兄弟間の軋轢、相続問題等々、無限にある解消すべき事項の中から優先順位に沿って表現するのである。


 考えようによっては、ウニヒピリという潜在意識は、〝自分〟を苦しめる存在と見ることも出来る。腹立たしいと思う人もいるだろう。しかし、ウニヒピリも自分であり、父なる存在の超意識(アウマクア)も自分である。この三者の息が合ってクリーニングという行為を一体として行う所まで来ると、ダイレクトに神聖なる存在(ディビニティー)から情報が流れてくるというのだが、もちろんおじさんはそんな域にまでは到達していない。


 顕在意識(ウハネ)が常に潜在意識(ウニヒピリ)を気に懸け、語りかけながらクリーニングを行うと、ウニヒピリは超意識(アウマクア)にそれを伝え、アウマクアは集約し洗練させ、神聖なる存在(ディビニティー)に関連する情報の消去を依頼する。そしてディビニティーは情報を消去するという流れになるようだ。


 此処で一つ過去の記述の訂正させてもらうと、4つの詞は誰に向かって云うのでもないと書いたけれども、厳密にはその現象を引き起こしている情報に対して云うと書いてあった。初歩段階ではそれでもいいということだったのか。確かにそう書いてあったのだが……。


 興味をもたれた方、信用できないと思われた方、まだ半信半疑の方、どなたも自分で解決出来ない悩みをお持ちだろう。そんな時、オポノポノの詞を唱えるのだ。腹立たしい感情を抑え込まなくてもいい。そういう感情を味わいながら唱えるのがいいそうだ。

ありがとう。
ごめんなさい。
許して下さい。
愛してます。

 と何回も頭で唱えて下さい。原因となる情報、消去の対象となる情報は分からなくていい。それは神に委ねたらいい。そして、こうなって欲しいという期待はいけない。どのようなことになっても、あなたの今生の人生で最適な事柄が発現すると信じて委ねるのである。


 集団ストーカーの被害者の皆さん、あなた方の力を貸してl下さい。四つの詞を唱えるだけです。それほど難しいことではないでしょう。長年解決の糸口さえ掴めないまま被害を受け放題に受け続けてこられた筈です。おじさんに騙されたからと言って何の被害がありますか。それよりも少しでも解決の可能性があれば、それを実行する方が建設的ではないですか。


 神との縁が無ければ、拙文には出会えなかった筈です。どのような形で終止符が打たれるのかは分かりませんが、思考盗聴しているのなら、オポノポノの詞を聞かせてやればいい。加害者自らがクリーニングされ、自らの馬鹿さかげんに気付くかも知れない。折角人と生まれ、無限の可能性を与えられているのに、人類史上でも最低の犯罪に手を染める者よ。神はお前等を罰することも裁くこともしない。ただ自分が己を罰するであろう。


by 考葦(-.-)y-~~~