『ニュースな晩餐会』というフジTV系列の番組で、集団ストーカーがテレビで取り上げられた。番組として【集団ストーカー】という言葉を使用していた訳ではないが、この手の犯罪被害者やそれを知る者としては、集団ストーカーそのものだし、ようやくテレビが取り上げてくれたか、との感慨はあった。



出典 お見逃しバラエティー動画


 内容としては、職場内の一人の女性を、複数の職員が手の込んだストーカー行為をして苛めたというものに過ぎないが、つけ回した男が警察で「恋愛感情はない」と断言したことで、ストーカーの一般的な概念の持主である視聴者にはインパクトがあったのではないか。


 そう、これはストーカー法の不備が明らかになった瞬間でもある。現行のストーカー規制法にはこう書かれている。規制の対象となる者は『特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で』種々の嫌がらせ行為をする者であると。


 予(かね)てから、集団ストーカー被害者の何人かは現行の規制法では、集団ストーカーを取り締まる事は出来ない。だから早急に法改正が必要だと口を揃えて言っている。


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 そういった現状で、テレビで恋愛感情のないストーカー行為が有り得ると視聴者に認識させた事は特筆に値する。次は、さらに多数の人間が関わる恋愛感情が絡まない陰湿卑劣なストーカー事件が存在する事を認識して貰わなければならない。


 おじさんが希望するのは、被害者の誰かが番組ディレクター、プロデューサー宛に手紙を書いて欲しいと言うことだ。おじさんが書いてもいいのだが、連絡を取り合うようになっても、応援団のおじさんからは集団ストーカー犯罪の認識の深みは生まれない。


 せっかくの機会だから、チャンスを逃さないようにして欲しい。もっとも、フジTVは民法の中でも左翼色のない局ではあるが、被害者がよく犯人と断定している□□党の支持母体である〇〇学会員だとか、在日△△人の職員が居るかも知れず、正義よりも経済的な事情により途中で握り潰される事も大いに考えられる。


 しかし、こちらが先にそれを先取りして発言を慎むのなら、解決の道は遙かに遠のくであろう。いま被害者の勇気が試されていると思うのだが、如何であろうか。