マスコミの報道では、今回の選挙は自民と共産が議席を増やすと予測されていますね。
共産党を増やして政治に何を求めているんでしょうか。一貫して変わらないからお目付け役に、というのでしょうか。
昨日の産経新聞に、最高裁判事の投票(国民審査)にも参加しようという弁護士3名による『意見広告』が載りました。読んでみると、先の参議院選挙で1票の格差による違憲状態しかし合憲判決で、おそらく一人一票に反対した判事3名に×印を入れよという趣旨のようです。わざわざん名前の上部に×を入れた表のサンプルを作り、切って投票所に持って行けるようにしてありました。しかも4人分…。
彼ら弁護士の背景は分かりません。1票の格差についてはおじさんにも意見があります。国民主権なのだから1票の重みに地域差があっては、法の下の平等に違反するという聞き慣れた意見、これはだいたい左翼系の党やマスコミがよく言うものですね。
例えば、国連などは1国1票の議決権があります。人口比でいうとまた違ったものになるでしょう。最も少ない国を1とした場合、中国・インドなどは大量に代表を出して、会議をするには超巨大な箱が必要になるでしょう。それで人口比としては平等です。さて、国連の運営はどうなるでしょう。シミュレーションしてください。まあ、一番に応分のお金も出して貰わなければなりませんけれどね。これは国連の事だからいいのですか?
おそらく不平等反対の人々は、現在の比例の結果を見て、総て比例にすれば自民以外の議席が増えると思っているのでしょうが、おそらくそれは大間違いです。危ないとなれば、例えば小選挙区=自民、比例=次世代と入れた票が自民に集約されるだけだと思いますよ。地域格差の問題を敢えて言ってませんしね。
もちろんそんな事は百も承知で意見広告をお出しになったのでしょう。おじさんは柔軟で自由な意見を持ち表明できる方を選びたいですね。まあ、平等にするという方も、自由に意見は述べているのでしょうが。おじさんは、より柔軟な方を選びたいですね。つまり、×を入れるとすれば、真逆に入れますね。むしろ切り取って持参できるように×を付けた票を載せた意見広告に、言いしれぬ不気味さを感じます。
ちなみに、おじさんは自民候補がいなかったので、選挙区は保守系の無所属と、比例は次世代に入れました。そう期日前投票でございます。最高裁判事の方は白紙で投票しました。じっくり各判事の意見も読まずに×の投票は出来ません。
産経の読者を舐めているのかも知れませんね。