10月20日付の産経新聞の記事によると、デフレ脱却と財政再建を同時にすると安倍総理が明言したそうな。
つまり、これはデフレからまだ脱却していないことの裏返しであり、デフレ下で増税に踏み切ったということになる。
おじさんはいつも書いているように経済音痴だ。経済音痴だが人の心の働きはよく解る。庶民だから庶民の気持ちは解りすぎるほど解る。
第何の矢だとか聞こえてくるが、何故、数年待てなかったのか。デフレ脱却を待つわけにはいかない理由は何か。
まだ我々の周りにアベノミクスの恩恵を受けた者はいない。むしろ、ガソリン始め食料品の値上がりでボディーブローのようにダメージを受けている人なら、周りにいるすべての人がそうだ。
予言しておこう。アベノミクスは失敗に終わるだろう。増税は国民の首をじわりじわり締め付け、やがて死に追いやるだろう。
失敗の総括をして安倍は臍を噛むことになる。あの拙速がなかったらと。増税などしなくても僅かな景気上昇による税収増加と出費を抑えることにより、国債発行残高は少しずつ減っていく。おじさんはこれしか解決策はないと断言する。
亡国の宰相の名を後世に遺さないようお祈りする。