先に森口尚史(ひさし)氏の事をニュースに絡めて書いたものを、別ブログに移そうとして、リンク先を確認したところ、既に削除されてないとのメッセージが出現??。


 あれから何日たったのだろう。あまりに早過ぎはしませんか。


 これは憶測だが、もともと森口氏の与太話に付き合ったのは読売新聞であった。他のメディアは胡散臭さが紛々とする御仁を俄には信じられず、通常の裏を取っていたため、読売の単独スクープとなった。


 まさに社史に汚点を残す信じられない大失態だが、非難の最中(さなか)に読売新聞が、軌道修正して森口氏の冷静な記事を書いていたので、それを引用した『Yahoo Japanニュース』を取り上げたのだが、もうその記事が削除されている。


 これは読売の元記事が削除されたため、リンク切れに敏感なYahoo Japanニュースが削除の措置をとったとみるのが正解だと信ずる。よもや横槍が入ったと言うことはあるまい。


 かつてこのブログに、朝日新聞の縮刷版改竄の事を書いたけれど、たとえ赤面するほど恥ずかしい記事であったにしろ、メディアは己の過ちも後世に明らかにしてこそ、公器たり得るのだ。


 責任者の処分を急ぐあまり、記事まで消していては、今後に何の教訓も残せないではないか。


 と言うより、抜粋した記事自体は、削除する必要のない、恥ずかしくも何ともないい物の筈だが……。


 面妖なのはその点である。どなたか詳細をご存じの方は、ご教授頂けたら幸いです。