産経新聞 10月29日(月)19時8分配信

 阪急百貨店梅田本店で買い物客のかばんから財布を盗んだとして、大阪府警捜査3課と曽根崎署は29日、窃盗容疑で、住所・職業不詳の駒(崎の大が立)恵美子(80)と、妹の妙子(72)=京都府八幡市男山香呂=の両容疑者を逮捕、送検したと発表した。捜査関係者によると、姉はスリ歴60年、妹は50年の「駒(崎の大が立)姉妹」として捜査員の間で知られており、これまでも大阪や京都、愛知などの百貨店を中心にスリを繰り返してきたという。

『YahooJapanニュース』より抜粋 続きは>>こちら

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 おじさんは高齢の犯罪者を見ると胸が詰まる。結婚は、夫は、子供はなどと思いを馳せると、居たたまれない気持になる。


 どの様な職業にしろ、50年も続けると一廉(ひとかど)の達人になれるだろう。書かれた情報だけでは何とも推測のしようもないが、恋もあれば親との死別もあっただろう。何か犯罪を止めるきっかけは無かったのだろうか。


 不謹慎を承知で言うのだが、おじさんは役所を騙して生活保護を受けている連中より、この姉妹の方がましだと思う。


 いわゆる御上に頼らない生き方を選んだんだね。もし、年金を貰っていたのなら、スリを続ける必要はないんだから。


 おそらく有罪になり、人生の最晩年は刑務所という事になるだろうが、長生きの現代、出所した後の生活の方が気がかりである。


 甘えた生活保護の奴より、この人々に安心を与えたいと思うのは、おじさんの感性がねじ曲がっているからだろうか。