Yahoo! Japan ニュースより抜粋
デイリースポーツ 10月3日(水)6時58分配信
 ワイドショーやバラエティー番組などでも活躍した流通ジャーナリストの金子哲雄さんが2日午前1時18分、肺カルチノイドのため、都内の自宅で死去した。41歳だった。

 金子さんは約1年半前に体調を崩し、その後悪性腫瘍のひとつであるカルチノイドに肺を侵されていることが判明し、闘病していたという。なお、通夜は4日午後6時、告別式は5日午前10時から、東京都港区東麻布1の1の5、心光院で。喪主は妻の金子稚子(わかこ)さん。

 特徴ある話し方で節約術や値切りテクニックなどお金にまつわる話題を披露し、ワイドショーからバラエティー番組まで幅広く活躍してきた金子さんが41歳という若さで亡くなった。
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 朝、食卓に着くと「金子さんがなくなったよ」と家内が言う。


 「金子さん???」

 「経済評論家の」

 「経済評論家……??」

 「ほんまでっかに出てたでしょう!!」

 「ほんまでっか……?、金子??」

 「もう!!」


 いくら考えても、ほとんど一日分からなかった。


 夕方になって流通ジャーナリストの金子とハタと気付いた。経済評論家というから意識が余所へ飛んだのだ。どこかに『流通』の一言を入れておいてくれさえすれば、即座に分かったのに。


 思い出してみて初めて、近頃テレビに出てないなと気がついた。最後に見たときはかなり痩せていて、ダイエットに成功したような事を言っていたはずだが、もう自分の病気を知っていたのかな。


 流通というものに目を向け、値切り方で有名になってからも常に自分の足でリサーチを行った。


 さんまの『ほんまでっかTV』では、ピントの若干ずれたアドバイスが好評だった。


 確か結婚も最近ではなかったかな?。


 おじさんはとっくに人の死というものに決着を付けているが、金子氏のご遺族の気持はそう簡単ではないだろう。


 関連記事では、所属事務所が同じであるおおたわ医師に、カウントダウンが始まっている気がする、立派な千秋楽を迎えたい、とメールを送っていたという。


 
 もう少し長生きされていたとしても、チョイボケのキャラクターで人気は続いていたのは間違いない。


 死に様も見事でした。心よりご冥福を祈ります。