どうでもいい内容です。
件の鹿行中央病院とは鉾田市(旧鉾田町安房)に存在した病院で、90年代初期に廃業となり、建物がそのまま今年初めくらいまで残ってました。
ここにはかの有名な稲川淳二が撮影に来て、廃病院での恐怖の状況を収録しました。同氏の「恐怖の現場」シリーズに収録されているので全国のレンタル店で借り出し可能だと思います。
つい最近コンビニで買った「廃墟」系の本にも紹介されていました。ですがここはもう存在しません。すでに更地になってます。最恐心霊スポットとか廃墟なんて紹介されているのが歯がゆくて、どうでもいいお節介でここに書いてます。
私の実家は鉾田市にあり、中学から高校までこの町に住んでおりました。そして実の姉が地元の某病院で看護師を20何年もしていまして、この病院にもリクルートされたことがあるとか。浅からぬ縁とでも言いましょうか。鹿行中央病院が営業している頃から既に「良からぬ噂」が存在していたと聞きます。
ですがそれは霊とかそんなものじゃなく、経営がずさんとか福利厚生が酷いとかそんな噂でした。患者に対する扱いも悪かったとか聞きましたね。
潰れるべくして潰れたヘッポコ病院が北関東最怖心霊スポットなどと紹介されている事が自分にとっては大笑いですが、世間とはまあそんな具合なんでしょうねえ。
まあ何か因縁付ける訳じゃないですが、この病院の真ん前に消防署があります。ここで署員が先輩署員のイジメに遭って自殺したってことはありました。狭い町ですからすぐに噂は広まります。それと父親から聞いたのですが、この病院が潰れた後、土地の権利を持っていた地元ヤクザさんは金を貸していた人に殺されたとのことです。借金をしていて返済を迫られ、止むに止まれず凶行に及んだとの事ですがね。由来、この土地に関わるとろくな目に遭わないと評判だとか。まあこじつけでしょうけどねえ。
合併以前、鉾田市は鹿島郡鉾田町と言いました。隣に存在していたのが行方郡。これらの頭文字の鹿と行を併称して「鹿行(ろっこう)」地区と呼称しました。なので鹿行中央病院は「ろっこうちゅうおうびょういん」と読みます。お粗末!
今度帰郷の折には画像を撮ってきます。