【CRフィーバー創聖のアクエリオン】についての聞きかじり | Re-SILVERFLEURET PROJECT

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YAHOOブログから引っ越してきました。駄文小説等を投稿していこうと思います。

 つい先日、茨城某所にあるメーカーSANKYOの地方営業所で新台発表会があった。今、TVのCMでしきりにオンエアされている【CRフィーバー創聖のアクエリオン】だ。11月導入の大型機種だとの売り込み。恥ずかしながらパチンコ新機種として取り上げられるまで、我々ホール幹部は【創聖のアクエリオン】自体知らなかった。で、ウチの店では「知名度も低いしダメなんじゃないの?」などと幹部連中みな話していた。まあそうは言ってもパチンコ「エヴァンゲリオン」の例(ホール導入までどのパチンコ店でも前評判が悪かった。そのくせいざ導入したら空前の大ヒット機種になってしまった)もあること、軽はずみには判断出来ない。よって発表会で実機を見て試し打ちして決めようとなった次第。新台導入を決める際、これはいつものこと。

 当日、私にはお呼びがかからず、ウチの店からはストア1人が発表会場へ。現場で県内全店のストアと営業担当、ゾーンみんなが集まった。会場ではまずSANKYOの営業マンが機種の概要を説明し、その後実機試打となった。そして我が社の連中の反応と感想はと言うと・・・・・・

『すごい面白い!』
『感動した!!』
『液晶も役モノも演出も音もすべてが素晴らしく融合していて最高の出来!!!』
『全店買う買う20台以上決まりだ!!!!』

 とのことだったそうだ。

 【創聖のアクエリオン】を全く観た事も無い、いやアニメ自体好きじゃないパチンコ会社の幹部連中がみな一様にハマッたのだそうだ。作品世界に酔いしれたとか。ホエ~ッ!普段アニメをバカにしてるクセしてねえ~。

 SANKYOいわく、今回の宣伝担当は「電通」。開発にあたっては何とあの河森正治監督の直々の指導を受け、それのみならず監督をSANKYOの顧問として就任してもらったとか!?河森正治と言えば【超時空要塞マクロス】のメカニックデザイン・絵コンテ・監修担当でしたか。これはすごい事です。何がすごいかと言えば、アニメ監督の力とアニメ製作会社の技術をパチンコ会社の開発部が取り込み、そのままパチンコとして売り出してしまうこの世の変わり様!今やアニメ業界とパチンコ・スロット業界、そしてゲーム業界は一つの巨大な産業として融合しているのです。恥ずかしながら正確な数字は分かりませんが、市場規模で見ると計り知れないものですね。兆単位のカネが動きます。

 ちなみに私の直属の上司であるストアが興奮して語るには
「【アクエリオン】は24台以上なら最短週導入でいけるってSANKYOが言ってるから【スーパー海INカリブ】を12月に80台として、やっぱり11月のメインで位置付け出来るでしょ。いやあアノ台最高ですよ!」
「この間、【ワンダーグー】に見に行ったら【アクエリオン】のDVDはレンタルも一巻も残って無いし、セル用も残って無かったですよ。それだけ前評判がスゴイんですねえ。いざ導入となったら【ワンダーグー】の店長を訪問してウチの店とコラボレートして宣伝しあいましょうって持ちかけようかと思って。そうずればウチも新規顧客層拡大を狙えるでしょう!」
とのこと。

 さてさてどうなりますかねえ。ちなみにメーカー発表会のお土産はパンフレット、宣伝用デモDVDと映画割引チケットだったそうです。画像が何も載せられないのが残念ですが。