先週、日曜の深夜に放映している日本TVの『ドキュメント』で衝撃的な特集を観た。
京都市のとあるアパートで餓死してミイラ化した30代後半の元会社員が発見されたそうだ。その方は失業後に職がなかなか見つからず、喰うに困る生活。京都市の福祉課に生活保護を求めて申請しようとした所、拒絶された。申請用紙さえもらえなかったそうだ。
結局、その方はアパートの一室で餓死。下着姿のまま台所にうつ伏せるようにしてミイラになっていた。骨と皮だけになってやせ細った、何とも哀れな姿で発見されたのだ。
これと同様に、生活保護を受けられず、餓死する人が全国規模で大量発生しているらしい!特に多いのはお年寄り。60代以上から増えるのだ。
政府は国民の福祉財源を一方的に減らし、その負担を各地方自治体におっ被せた。結果、財政難に陥る各都道府県が生活保護負担を切り捨てざるを得ない事になった結果だった。
日本国憲法第25条に「すべて国民は健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する」とある。これが崩壊しているのだ。
日本は国家崩壊している!!!細木数子が指摘する近未来日本の亡国化が、まさに予兆として現れたのがこの『餓死』問題!!
番組では北九州市、京都市など主に西日本の地方自治体の福祉課に焦点を当てていた。生活保護を求める人たちに罵声を浴びせ、侮辱し、申請用紙を渡さない理不尽な役所職員の姿を報道。
「あんたは醜く太ってるから職が見つからないんだ。痩せろ。そんだけ太ってりゃ、喰わなくたって死にはしない」などと抜かす、役場職員。
これは国家崩壊の予兆そのものだ!!!
日本は貧しい国となった。農業立国のタイは経済危機を乗り切れた。農業の強い国は底力があるから強い。日本じゃ農業を馬鹿にして廃れる一方。豊かな国『日本』では、もはや無いのだ。
私も30代後半。ミイラになりたくなんか無い!!!要するに、失業したらミイラになるってな事だ。「クソっ!!強盗してでも生きてやる!!人殺してでも生きてやる!!刑務所行ければ衣食住は何とかなるしな!!」そう思えなくなったら自滅、餓死する以外無いのだな。
ニートと呼ばれる人々はまさにこの『ミイラ予備軍』だな。親が死んでその後になってどうするのかねえ?日本国が生活保護をしてくれないんだけどねえ。
映画『日本沈没』が製作発表された。まさに現実として日本は沈没と言うより崩壊している!!!