1日半 | Prayer

Prayer

祈り

日曜は、5月中旬以前に戻ったような、本当に安らかな日だった。

昨日も、午前中までは○○ことのやりとりを楽しくしていた。



12時02分のメールで、連絡が途切れるまでは。


あいつが、夜来る。

あいつは、2年前の俺を、俺の生活をメチャメチャにした張本人。

あげく、先週水曜に家に来て、日曜にカラオケし、そして昨日も家に来るという。

何でそんなに?

何で、日・月と連続で???


ボーナス日で、引越代を出してもらうためだと○○こは言う。

俺もそれは当然に認めている。

しかし、何で昨日の今日、会うのだろう。

それは、日曜のカラオケで、何か要求されたからでないか。


援助するから、、、、、


しかも、かつてそういう日が、全て午後からのメールが全部なくなるパターンだったことから、

昨日はもう、正気ではいられなかった。

2年前の悪夢がよみがえる。



思わず、家に行ってしまった、午後23時。


あいつの車らしきものはなく、○○この家は灯りがついていた。


もう帰った?

てことは、大丈夫?


でも、2年前の傷から、血が滲み出してくるような感覚に陥る。

何回騙されただろう。

何回、裏切られただろう。

悪魔のようだった○○こ。


そして、今日は花道が家に来るらしい。




朝メールは、今日も7時46分と8時前にくれた。

内容も、一時期よりずっと、ちゃんとしている。

朝のメールだけは、昔どおりに戻った。


でも、今日も花道は家に来て、間違いなく○○こを抱く。

そして、何故か俺にとって、果てしないトラウマのあいつが、頻繁に会う。


なんだろう、朝メール以外、何もよくなっていないじゃないか。

というか、あいつがしょっちゅう家に来てる時点で、前より悪いじゃないか。



不眠は復活した。


胸が、苦しい。


土曜、また一緒に日本橋行って引越し先候補の部屋見せてもらうことになっている。

そこだけは、俺の特権。


でも、再び見ようと思えた夢が、霧のように消え始めた。


土曜日、○○こに言った。


少しくらい、戻ってきて、と。


確かに、少しくらい、戻ってきている。


だから、俺は我慢すべきなんだろうか。


普通の人間なら、まず間違いなく経験しない、この地獄のような感覚。


俺の中の、○○こを憎む気持ちが、また少しずつ、増えだした。