この前
目の前で牛が死んだ
目の前で 苦しんで 泡を吹いて
バタバタして 痙攣?引きつけ?を起こして
処置のかいなく 死んだ
死んだ牛は何度もみたけれど
目の前で死ぬのは初めて
先輩たちは牛が大好きで
やっぱり 一頭死ぬだけでも悔しいし悲しいって 涙流していた
ボクは ただ 見ていることしかできなかった…
獣医さんが来て直後に心臓が止まり
少しして治療をストップ
先輩は 原因究明のために解剖を依頼
獣医さんは慣れた手つきで お腹を開けていく
ボクもじっとそれを見つめる
”解剖を見るのは初めて どんなんだろう”
”血がいっぱい出てしまうのかな…”
”先輩泣いてる…”
”目の前で死んだ…魂抜けたら 器だけが残った?ってこと?”
とか いろんな思いが駆け巡った
しかし お腹を開けて 内臓を調べていくが
決定的な原因になるものは無かった
強いて言うなら ST食べ過ぎ?らしい
なんだったんだろう
助けられなくてごめんね
死んだ牛に 合掌
ところで
獣医さん
解剖している最中の言葉……
ひとり言のように言っていたけど
きこえているから
肉名で言われると…
しっかし クリスマス・イブ に 解剖するとは って
気持ちを落ちつけようと言っているのですか?
解剖とか慣れすぎちゃってて言っちゃったのですか?
それとも
先輩たちの心情をかき乱すためですか?
ちょっと
もう少しだけ 気使ってほしかった
ボクにとっては すべてが貴重な体験
少しでも多くを吸収したい
でも
頭悪いから いろんなこと見て感じて何度も教えてもらって
体験して実行していかないと覚えないのだ
それでも 教えてくれる先輩たちに追い付きたい