「介護地獄」を回避する方法

【老老介護の恐怖】50代専業主婦の備え

老後は

「旅行やレジャー」
「趣味や教養」
「日常生活の充実」など

健康で

ゆとりのある楽しい日々が
末永く続けば

最高の人生だけれど
とある報告書によれば

「老後の不足金額は

各世帯のライフ・スタイルによって異なるものの

少子高齢化の日本では
公的年金のみを

生活の柱とするのではなく

自分で資産形成をしながら
老後の不足金額を補っていく
必要がある」

とのこと

「自分で資産形成をしながら

老後の不足金額を補っていく必要がある」

の部分は全くその通り
だけれども

不足金額の詳細って..

「旅行やレジャー・趣味や教養・日常生活の充実」
だけではなく

一番優先して考えるべきは

「家族や自分の介護費用」

なのではないか

要介護者の夫を持つ私にはそう思えてならない

介護にはお金がかかる

介護施設の入居費にいたっては
月額20万円以上するところもざらで

「旅行やレジャー・趣味や教養・日常生活の充実」
にかかる費用よりも高額になり得る

介護費用を想定外のまま
老後に突入してしまうと

いざというとき

大変な

苦痛を伴う

それでいて逃げられない

悲惨な事態

に陥る可能性がある(*_*)

「老後は質素に細々と

贅沢せずに暮らして行ければそれでいい」

「贅沢しなければ年金だけで

なんとかなるでしょ」

という甘い考えで
老後資金を貯めずに
年金だけに頼って老後をむかえてしまうと

その後
配偶者が病気などで要介護者になってしまったら
恐怖の老老介護が待っている

何とか介護施設に

入居できたとしても

夫婦の年金は

その費用に充てられてしまい

残された自分の生活が

立ち行かなくなり

そんな中
自分まで要介護者になった場合
施設に入るための費用が不足し

結果的に
子どもに
両親の介護の重荷を
背負わせることになる

日本では
要介護者の増加は止まらず

特に団塊世代が後期高齢者になる2025年には
667万人に達する

と予測されていて
介護施設に入居したくても

資金不足
施設の空き不足により
入居が困難

という状況になりつつあり
福祉人材も不足しつつある

これからは
「介護施設に入れられるなんて可哀想〜」ではなく

「介護施設に入れるのですね〜」
「ラッキーですね〜」

と、施設入居できること自体が幸運
とされる時代となっていく

介護期間には個人差があり
20年から30年に及ぶ長期間の介護
が必要なケースもあり

介護者にとっての
精神的・肉体的な負担は半端なく

特に、家族関係が良好で責任感が強い場合
共倒れのリスクが高まる

老老介護では
自分も高齢で持病があり
体調が悪く

自分のことだけでも大変なのに
それなのに
要介護の配偶者のため

食事や排せつ
入浴などの日常的な世話

をしなくてはならず
休む時間はほとんどなく

要介護3以上になると
ほぼ終日の介護が必要で

「介護うつ」や「消えたい」
という感情を抱える人も多くなり

介護で心身がすり減り
破産寸前や命を落とす事例も

家族関係がドライな場合や
夫婦仲が悪い場合

精神的には比較的楽かもしれないけれど
排泄介護など耐え難い

介護による
介護うつ・貧困・共倒れのリスクは誰にでもある

結論としては
自分や家族が介護施設に入れるように十分な資金を確保し
介護保険に加入しておくことが重要で

万が一に備えることで
介護地獄を回避できる

老老介護を回避したい