メデジンからエクアドル国境の町イピアレスまでテンポ良く南下!



                        1/1~6   メデジン
                1/7~9     カリ
                1/9~10   ポパヤン
                1/10~12  ピアレス



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    <世界的に有名な麻薬王・エスコバルのいた、コロンビア第二の都市メデジンの夜景>



          ~メデジン→カリへ~



1/6、メデジンの宿をチェックアウトし、

キューバ以降、あまりにも重く膨れ上がった荷物に嫌気をさしながら、タクシーに乗り込みバスターミナルへ。


コロンビアのタクシーは割としっかりメータータクシーになっているのはいいけど、
祝日割増やらバスターミナル行き割増やら、運転手によって統一性無く微妙に(2000ペソくらい)追加で請求されるのがたまにキズ。


それはさて置き、21:45発の夜行バスのチケットを値切ってみたら安くGET。
コロンビア、特に南部は不思議とバスチケットの値切りができるらしく、
出発直前とかにチケット売り場に駆け込んで交渉すると、ほぼ確実に安くなったりする。


今回も軽く「もう少し安いのを探してる」と言ってみただけで、一気に5000ペソ安くしてくれた。
これも電車がなく、バスがメインで尚且つバス会社にライバルが多いからのように思えるけど、
出発直前に家族連れのお父さんが、直接お客さんを仕切ってる係員に堂々と賄賂的なものを渡して
なんとか融通を聞かせてもらえるようにお願いしている場面もあった。


その瞬間からお互い大親友かのようなハグと握手。

逆にほのぼのしてしまいました。



そんなこんなで、21:45にゆったりシートの大型バスはカリへ向けて出発。
相変わらずのゆったりシートのバスで安心するのも束の間、恒例の冷房地獄。


これはもうすでに世界の七不思議の一つになってもいいと思うけども、
なぜにデラックスのいいバスほど寒すぎるくらいの冷房がガンガンなのか…。


共通するのは暖い国ほど多いこの無駄な贅沢。


ちなみに今まで一番冷房で震え上がった乗り物は、マレー鉄道。
灼熱のマレーシアから、白い息と鼻水が止まらず寝袋にくるまっても震えてた記憶が…。


今回も多めに上着は準備してたけど、ダウンがほしいくらいの冷房を耐えしのぎながら、
翌朝6:15、8時間30分かけて、コロンビア第3の規模を誇りサルサでも有名な街カリに到着。




            ~カリ滞在2日~



バス停からのコレクティーボで宿のあるSan Antonio地区へ。
今回泊まったGuest Houseは、サルサの街だけあってほぼ毎日のように無料のサルサレッスンが受けられるようで、1時間だけだったけどサンダルをペタペタ鳴らしながら先生の真似事サルサを踊ってみた。


まあ、やっぱ全然腰と膝が硬すぎて鏡に映る自分の踊ってる姿に笑えてしまって、あっという間に終わってしまった。恐らくこのサルサの街では踊れない男はまったくモテだろうに。


カリでの大きな変化は、明らかに黒人の割り合いが劇的に増えた。

半分以上いるんでか。


スペイン語を話してるだけで、見た目・絡み方・ノリ、アフリカンと一緒。



カリ滞在はほんの丸2日ほどだったので、サルサどころではなく、

とにかく道行く人にバレデラマとイギータとアスプリージャのユニフォームはどこか聞きまくっていた。


90年~94年頃に活躍しまくったコロンビアを代表するレジェンドたちの知名度は抜群で、
自分と同い年かそれ以上の年齢の人は余裕で彼らのことは知っていた。


まあ、日本でいうところのキングカズとラモスみたいなもんだからね。


驚くことに道行く人のほぼ全員が、特にこの三人のレジェンドに関しては、どこ出身でどの街に住んでるかまで知っていた。(リンコン、バレンシア、バレンシアーノのことも知ってる人多数。)


しかもアスプリージャに関しては、

このカリからすぐのところ出身みたいで、「街で見たことあるぜ」っていうおっさんまでいた。


うらやましすぎる。


親切なコロンビア人に連れて行ってもらってスポーツショップでユニフォームを探したけど見つからず。
時折、イギータの必殺技『スコーピオン』のモノマネをして現地の人と楽しい時間を過ごしていたけども、
あえなく目的のユニフォームに出会えず。


やっぱりもう作ってないみたい。


ちくしょう、レジェンドなのに!



そんなこんなで観光もせず、夜にどうしてもビールが飲みたくなって売店探しにフラフラしたら、
久々にヤバすぎる夜道の雰囲気にチビりそうになったりして、カリの滞在はあっという間に終わった。

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            <到着してた日はたまたまポパヤンの町をあげてのバイクレース>




         ~ポパヤン滞在一日~



カリ到着から2日後の1/9午前、バスでさらに南へ3時間、ポパヤンへ到着。


バス停に着いて、いつものように優しすぎるコロンビア人に丁寧に宿への道を教えてもらい、
午後2時頃難なくチェックイン。


やはり荷物が重すぎて、20分も荷物を持って歩くと肩に薄いミミズ腫れのような跡ができてしまう。
この辺りでは送料が安いと言われるペルーまで我慢です。


ポパヤンはホントただの中継の町として寄っただけだったが、何やら今日は国民の祝日なようで、
なまら多くの人が道路にわんさか集まっている。


覗いてみると、普通の公道でバイクレールしてました。


明らかにみんなそれほど興味あるように見えないけど、とりあえずこういう行事には集まって応援みたいです。
とりあえず、祝日ともなると家族でみんな外に出るのが普通だからイベントはそのきっかけにでしかないと思われる。


イベントは良いとして、こういうとこに行くとアジア人というか彼らからするとチーノ(中国人)である私は、
とにかく目立ち過ぎてしまうわけで、あちこちから薄笑いの視線が痛すぎて精神的に疲れるのです。


個人で話したり絡むとほんと純粋な好奇心であるというのはわかる。

だけどこういった大人数が集まるところではどちらかというと冷やかしの笑いにしか見えなくて、
こういう時に限ってはあまり良い印象でコロンビア人を見れないのが残念。


でもまだアジア人をモノ珍しいものとして見てくれているうちは、
旅行者に優しい国であるのは間違いないと思う。



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                        <夜は人気のまばらなポパヤン>



にしても、ここでも思わず振り返ってしまうほどの美人がいるわ。
どうなってんだコロンビア人の遺伝子!


バイクレースを見てて30分ほどで大雨になったのでそのまま宿に帰ってシャワーを浴びる。

夜には特に危険も感じなかったので中心部の広場まで散歩。

もう終わったクリスマスのイルミネーションにはしゃぐ警察官。


ポパヤンは『白』を売りにしている町で、街並みもメイン通り近辺だけ、
汚れた白で統一されている様子がなんとも安心させてくれる。


がんばれポパヤン!


翌日火曜日には近くのシルビアという町で先住民の血を引くインディヘナが集まるマーケットがあったらしいけど、写真で先住民のコスチュームを見てしまって満足してしまいました。カメラも嫌いみたい。


個人的な趣味で勝手ながら先住民系には見た目のパンチ力を求めてしまうので、まあ今回は見なくてよし。




さらに間髪入れず、翌日朝一で南へ!


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    <どのバス会社が安心か正直よくわからんけど、安全のため日中に移動することが一番大事>



            ~イピアレスへ~


ちょっと緊張高まる移動。


ポパヤンからパストを超えて国境の町イピアレスへ向かうこの道は、
数年前までゲリラ・武装強盗が頻発していたという山間の道。


情報が少なくて正確なところはわからないが、最近は警察の取り締まりもきつくなったらしく(警察がグルだとどうしようもないが)ほとんで武装強盗組織は出ていないが、それでも月に何件あるとか、最近はないとか情報はまちまち。


その割にバスの本数も多く、イピアレス行きのバス会社の数も選ぶほどある。
噂ではゲリラへの上納金を払って安全を買っているバス会社もあるとかないとか。

ただ武装強盗が出るのは夜か休日がほとんどらしく、日中を移動する分には問題は回避できるらしい。
というもの、強盗団は平日昼間は普通にその辺で仕事してて、夜と休日に強盗をするダブルワークシステムを採用しているとの事。


近くの町で日中フルーツ売ってた兄ちゃんが、マンゴーを拳銃に変えて出撃なのかもしれない。


忙しいこった。




1/10早朝、まだ薄暗いうちに起床。


ザックの荷物をワイヤーロックで丸ごと包んでセキュリティーも万全。

荷物を持ってバスターミナルへ。


7時出発でちょうど今にも出発しそうなバス会社(Boliviar社)のチケットを、

言い値34000ペソ→25000ペソまで値切って即乗車。


ドライバーのおっちゃんもいい感じ。



そしてバスは予定時刻を15分遅れで、満員一歩手前の状態で出発。


運転の荒さと、山間の凸凹道で本を読むどころじゃなくバスは進んでいく。

このポパヤンから最初の大きい町であるパストまでの約4時間の区間がゲリラ地帯らしいが、
緊張するどころかスケールのでかい山が重なった景色にうっとりしてしまうほどだった。


まあ、逆を返せば森林に隠れやすい景色でもあるけど、
時折民家があって、ゆっくり暮らしている雰囲気を見る限りだとリラックスして乗っていられる雰囲気だった。


緊張どころか途中眠ってしまう始末。



そんなこんなで難関を知らぬまに超え、最初の大きい街パストへ入る直前にポリスチェックがあった。


荷台に積んでる荷物の検査と乗車している人のIDチェック……のはずがおれだけパスポートチェック。
コロンビア入国のスタンプを示して、これ以上チェックするところがないにも関わらず、チェックが済んだはずのパスポートを持ってそのまま武装したボビーオロゴン系軍人風ポリスはバスを降りていった。


暇つぶし系ポリスには、コミュニケーション少なめで。


乗車している人は心配でみんな降りて軍人風ポリスに自分の荷物が文句付けられないか
心配そうに見ているようだったが、ここは敢えて、バスから降りずにパスポートが返ってくるのを待ってみた。


今回のポリスの雰囲気があまり良くなかったので、荷物が心配だからと行って荷物のところに行っちゃうと、
ポリスに「ワイヤーロックを解いて中身を見せろ」なんて言われかねない。


荷物は心配だけど、ここは説明しているバス会社の人のほうが信じれるからそのままバスの中で。
何よりめんどくさいし、何かと文句付けられてプレゼントしたくない。

しばらくして、関係ないスタンプ見ながらパスポートを返しにきた軍人ポリス。



そして、そのままバスは再スタート。

そうやって約6時間でパストのバスターミナルに無事着いた。


荷台に入っているザックを見てみると、
ワイヤーをいじってる様子はあるもめんどくさくて途中で止めた感じ。


荷物だけじゃなくて、なにもなくてよかったぜ。



さらにそのまま間髪入れず約2時間で国境の町へ。


そんなこんなで15:30、

予定通り日が出てるうちにポパヤンからコロンビア最後の町イピアレスに約8時間30分かけて到着。



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                         <活気がありすぎるイピアレスの町>



ついにエクアドルとの国境の町イピアレスに着いた。


普通"国境の町"というと、ちょっと情勢が不安定だったり、閑散としていたり、ものものしい雰囲気があることが多いが、このイピアレスはどちらかというと一大繁華街。


いろんなところから買い物に来ている人が楽しそうにショッピングしている。

さながら週末の家族連れのような雰囲気に包まれていて、おしゃれをした若者の姿も目立つ。


洋服や日用品がずらーっと並びここだけやたらバブルな雰囲気。

そのくせアグレッシブな人や、そっけない人も少なく、国境の町特有のピリッとした雰囲気とはかけ離れている。

国境の町らしく両替のおばちゃんが並んでる風景もある。

こんなお金と人の行き来が激しいところなのに人が全然擦れてない。


夕方のマーケットは閑散としていたりするけど、

夜は夜で今度は"CASINO"の文字が煌々と光っていて、飲みに出歩く人が楽しめる娯楽施設も充実していた。


なんとも掴みどころのない国境の町・イピアレス。



ここを素通りで、そのままエクアドル突入!ではなく、

ここで翌日にとあるところ行ってコロンビアを後にする。




行きたいとこ……それは人によっては世界一美しいと言われている"教会"!


コロンビアの締めにぴったりでしょう。