至るところにいるゲバラ。
彼は単なるTシャツのモデルではなくて、革命の英雄。
カストロが演説をしていた革命広場に面した内務省の壁にはゲバラ。
すでに亡くなった革命の英雄達を神話化していくことで、
勝ち取った功績と歴史を忘れさせないようにしているように思える。
現役のカストロの銅像やモニュメントが極端に少ない。
カストロなりの愛情か? それとも独裁的な匂いを消すためか?
どうしてもいろいろ勘ぐってしまう。
ゲバラ・カストロとともに革命を先導したシエンフエゴスの銅像も革命広場に並ぶ。
夜にはライトアップゲバラ。
知識なくてもゲバラ好きになってまう。
"Fieles a nuestra HISTORIA" 直訳すると、"我々の歴史に忠実"
ゲバラとセットで革命の名残は街中にある。
ハバナ大学近くの本屋に行くと、ゲバラ・ゲバラ・ゲバラ!
こんな主役のわかりやすい本屋…イカしてます。
とりあえず企画でもなんでも、鑑定団来たほうがいいわ。
散歩して顔を上げると…いるいる
夜になっても…いるいる
通りに、 お土産に、
家に、 看板に、
待ち合わせに、 飲み屋に、
新市街に、
"Todo por la REVOLUCION"
"すべては革命のために"
バス乗り場の壁にも、"すべては革命のために"
ゲバラや"革命"の文字を目にする度に、キューバの歴史の延長線上を垣間見れている気がする。
いろんなところを旅してきて、たまに話で聞く「10年前はまだ昔の状態が残っていた」とか、「20年前はまだだれも知らなかった」とかいうフレーズの世界がキューバには残されていた。
ここ10年~20年で、旅をしていてもインターネット環境は整備させ、携帯電話が日常的になっていったことで、
世界は急激に距離を縮め、秘境と呼ばれていただろう場所にも多くの人が気軽に訪れられる観光地となり、貴重な観光資源へと変化していった。 トラベラーズチェックや大量の現金を持ち歩かなくてもいい時代に旅をし、事前に情報を蓄えリスクを回避しながら世界を旅できる時代に差し掛かった現代に逆行しているかのように、未だに過去の匂いを残し、真空パックに詰め込まれたかのように時が止まったままのようなキューバ。
ここでは自分の足で面白いところを見つけ、リアルな情報は路上や人伝えで拾い続ける。
路上でどれだけアンテナを張っていられたかが、そのまま旅の濃さに繋がる。
"自分らで発見していく"という、昔ながらのアナログな旅を純粋にさせてもらえるキューバ。
発見の多さに驚かされるキューバ。
そして、その発見を共有させてもらったキューバの仲間に感謝です。
キューバでの出来事、キューバで撮った写真、キューバで受けたインパクト。
今の自分に表現する術を知りません。
まとめられなくて、おかげで旅のブログの予定が大幅に遅れてしまった。
写真、動画、1ヶ月で100GBも使ってしまいました。
もし、誰かに行く国を勧めるなら、今なら迷いなく「キューバ」と言う。
"旅行"ではなく、"旅"と"生活"を同時にさせてもらったキューバ。
忘れがたい1ヶ月でした。
2011年灼熱のクリスマス・イブ。
貴重な時間を共有した仲間に見送られ、
不安みなぎるクバーナ航空の機体に乗り込み一人コロンビアへと向かった。
離れがたい地を離れ、南米の旅へと続く。

















