メキシコシティから東へ飛行機で2時間、メキシコ有数のリゾート&観光地カンクンに降り立ち、
そこからさらにバスで1時間、カリブ海に面した町、Playa del Carmenにやってきた。
次の目的地キューバに直接行くほうが、
安上がり&楽だったのにわざわざ飛行機に乗ってまでここにきた理由はただ一つ。
セノーテでダイビング!
セノーテとは…ユカタン半島の台地の陥没穴に地下水が溜まった天然の泉。
雨水が石灰岩で天然にろ過されて驚愕の透明度となっている。
その昔マヤ人は、川も湖もないこの土地でセノーテの水を生活水としていたとも言われ、
その数は現在3000以上で、未だ発見されていないセノーテもあるらしい。
21日、playa del carmenに18時すぎに着いて、速攻で宿にチェックイン、
荷物を置いてそのまま翌日のダイビングの申し込み(セノーテ2ダイブ100US$ギア込み)完了。
自分以外に同じ日に潜るお客さんがいない為、ガイドと2人での贅沢ダイブになった。
22日朝8時、ダイブショップで適当に準備して、左右に深い緑が広がる一本道を進むこと30分、
ちらほらCENOTEの看板が広がる。 そのうちの一つで今回のポイントは"CHAC MOOL"。
入場料100ペソを払って、いざエントリーポイントへ。
ジャングルの一角に突然現れた洞窟。
最初にこれ見つけた人はその透明度になにか神秘的な何かを感じただろうに。
地上から眺めても恐ろしい透明度だということはわかるのに潜るとどうなるか……。
もう結論からいいます、透明度半端じゃない!
世界有数の透明度を誇るエジプトの紅海でも透明度40mから50mで、
クリスタルクリアなんて言われるほど、驚くべき透明度だったにもかかわらず、
今回ガイドしてくれたダイバーMEMOの話によれば、セノーテの透明度は100m以上だという。
世界有数の透明度の倍。
しかも、セノーテは淡水。
海と違って波や水の流れがなく、途中自分が水の中にいるという感覚が薄れてしまうくらい静かな水中だった。
そして、空から光が降り注いで、それがものすごいきれいな青い光の柱になって水中に注いでくる。
光のカーテンとも表現される現象。
これ、鬼神秘的です。
瞑想したい人、ここで一回してください。
空から降り注いだ光の柱の行く先を目で追っていくと、底にある岩にまで届いている。
しかもその光が届いた岩が虹色にキラキラ光ってちゃってる。
ふと上を眺めると水中からなのに、かなりはっきりジャングルの木々が見えちゃってたりもする。
そして、流れがなく抵抗が少なすぎて、さらに視界の良さ、光のカーテンの神秘性も重なって、
水中にいるんだけども、空を飛んでるような感覚にもなった。
想像力豊かな子供が描いたような空にね。
赤子が母ちゃんの胎内いる時の心地良さなのかもしれないとも思わせる世界。
光が差し込むエリアをゆっくり浮遊した後、真っ暗な洞窟の中に潜っていく。
手にライトを持ち、洞窟内を進んでいくと、鍾乳洞の数々。
アンモナイトのような貝の化石。
そして、突然ドクロマークの看板も。
「ここから先入るな!」
「300名以上のダイバーが命を落とした」
という生々しいないようの看板と死神のマークの看板が真っ暗な洞窟内の看板に書かれている。
さながら水中インディージョーンズの世界。
もう一つ初めて味わったのが"サーモクライン"という現象。
これは温水と冷水が混ざって陽炎のように目の前がゆがんで見える状態。
洞窟ダイブをしているときにガンガンサーモクラインなってほんの2メートル前にいるMemoの姿もぼんやりわからなくなる。すこし深度を変えるとまたサーモクラインから脱出して思いっきりクリアな水中世界。
もうわけわからんね。
世界中のダイバーのあこがれとも言われるセノーテ。
全然言い過ぎでもないね。
はじめダイブショップの人にどのセノーテがBESTかを聞いていた。
そして、誰もどれがBESTだなんて言い方をする人はいない。
場所を変えて2回目のダイビングが終わったとき、その説明自体がナンセンスだって事がわかった。
どれもBESTなんです。
ただ違うだけなんです。




