日本を離れて455日。
ルワンダで野生のゴリラ、シルバーバック見るのを目標に旅して、ついに到達した旅の頂点。
出会う人からどこに行くかと聞かれれば「ゴリラを見に行く」と答え。
なぜか聞かれたら「小さい頃からの夢」と答えていた。
幼稚園の頃に、先生からの質問で
「将来の夢はなんですか」と聞かれても、「わからない」と、
自分だけ何も答えられず居残りさせられたのを覚えている。
小学生の頃、夏休みの自由研究で世界の国旗を描き、
地理の時間には授業と関係もない世界地図に夢中になっていた。
大好きなサッカーを通して世界の地名に触れ、
受験勉強の時には余裕もない中、意味もなく世界の首都を覚えていた。
漠然と密かに持ち続けていた世界への憧れと興味。
ある日に何気なく親からプレゼントされたゴリラのぬいぐるみからはじまった本物への想い。
"アフリカで本物のゴリラに会う"
その目標が出来上がったとき、
自然と世界に飛び出すきっかけとなり、幼少の頃にはっきりと気がつけなかった夢、
やってみたいこと、見たいものが繋がった。
そして、いろんな思いを詰め込んで、
たっぷり時間をかけて辿りついたアフリカの山奥。
野生のゴリラとご対面。
幸せだったなあ。
同じ空間、同じ時間をいつもの生活をしているゴリラ達と共有できた1時間。
びっくりするぐらい居心地がよくて、
もし自分が草食だったらしばらく住んじゃおうかなとも思ってしまうほど。
感動はもちろんしたけど、歓喜というより、
ドキドキしながらも、もっと静かでジワっと染み渡る幸福感。
そして、電光石火のスピードで幸せな時間が終わった。
ゴリラを見終わって、旅の目標が達成された時、
もうやりきったという気持ちになって、何も考えられなくなった。
味わったことのないからっぽの心。
悲しいわけでも、落ち込んでるわけでもないのに感じるからっぽ感。
わが旅に一片の悔いなし。
これぞ、完全燃焼。
夢を叶えても、目的を達成しても、時間はいつも通り過ぎていく。
まったくいつも通りに過ぎていく時間の流れの中で、これからがまたはじまりなのだと感じる。
なまら楽しかったわ。
さあて、そろそろ日本へ向かおうかな。
すべての出会いに感謝
