痒い!
一晩越すたび体に増えていく南京虫に食われた痕。
とりあえずこれまで泊まった宿全部で彼らの活動を確認出来てしまうという非常に不運な状況です。
まったく…蚊がかわいく見えてくる。
泊まる宿すべてでこうも南京虫に食われ続けたんじゃ全然疲れもとれん。
そしてここきて、エチオピアを楽しめていない。
たった10日やそこらで相性なんてわかるのかよ?
なんて思われるかもしれないが、もうお腹一杯かな。
かわいい子供もとりあえず手を出して「1ブル、1ブル」。
仲良く笑って話していると、最後に理由をつけ「金くれ」。
英語が話せると思えばガイドの勧誘。
わけ分からないビジネスの誘い。
バスを降りると多めに荷物の請求。
他人をダシにウソの上塗り会話。
買い物ももちろん水増し。
バスステーションにいるチンピラのカツアゲ。
国籍を聞かれ「JAPAN」と答えると「rich people」という返し。
「チャイナ」攻撃と、ちょっとした笑いのネタにされる目線。
生活環境では、
慢性的な水不足から痒い体に満足にシャワーも浴びれない。
さらにトイレすら流れず。
停電日常茶飯事。
体調壊してもインジェラのみ。
移動の厳しさ。
強烈にインプットされた金への意識と、外国人を見る目はインドを凌ぐ。
ここで気持ちよく言い争えれば大分違うのだが、インドのようにクリーンに言い争える雰囲気というよりは、
事後に何か悪い事が降りかかって来そうな雰囲気を感じる。
どちらかといえば、「まあ適当に流していれば危険な事はないかな」っていうスタンスになってしまうが故に、
自分の中に若干ストレスが知らずに溜まっているのかもしれない。
溜めるって体に悪いわ。
適当に挨拶を交わす程度ならいい雰囲気の人もたくさんいるが、残念に思うことの方が圧倒的過ぎる。
食も栄養が十分ではなく、謎の熱、滝のような下痢など体力がまず常に十分ではない。
さらにそこに今回泊まった宿で南京虫出現率100%という驚異的な数字が乗っかるからもう降参。
実際これが一番やっかい。
心から笑えてる瞬間がほとんどないエチオピアは修行みたいだな。
南部の少数民族めぐりの気持ちもすっかり冷めてしまった。
町を歩けば、自称ガイドがどうにかして口説き落としたいようだ。
実際インドでも同じことは溢れていたけど、その分そこで出会う人も状況も、
もっといろいろで、多様性に溢れていた。
何よりもうちょっと可愛げがあった。
騙そうとするのはいいし、冷やかされるのも腹立つけど別にいい。
だけど、もっといろんな種類の絡みとシチュエーションがあってもいいのになぁーと思ってしまった。
MONEYゲットへの道がワンパターン過ぎ。
それでも彼らの置かれた境遇から来ている事も多少は理解したい。
だけど、これまで貧しい国でも感動的な"場面"は溢れていたけど、
今の濁った俺の目では、それを見つけるのはすごく難しい。
う~むネガティブ。
まっ何より南京虫が嫌でした。
ここで受けた脱力感は、日記に書くとテンションが落ちるのでこの辺にしとこ。
こんなにも旅に対するやる気みたいのが落ち込むとも思わなかった。
負の連鎖が発動中なので、早く出たほうがいいなこりゃ。
本来は旅中のこういった場面を楽しめていたはずだけど、今回は様子が違う。
長旅での慣れと隠れた疲れも絶対ある。
『旅がフレッシュなものでなければ意味がないし、帰国したほうが良い』
見極める必要はあるが、そろそろ終わりの時は近づいている。
いずれにしてもゴリラへももう少し。
目的の地まで思った以上に駆け足になるかもしれない。
さっ次!次!
朝から8時間待って、ようやく来たトラックの荷台で道なき道を行き、コンソを脱出。
ヤベロ一泊後、ついに出国だぜ!
何かと強烈で、個性が強くて、後になると面白いとこでした。
刺激の強さ的に来るなら旅の最初がいいかもね。
お邪魔しましたー!エチオピア!!
