サナアの空港でチェックインを済ませ飛行機を待っていると偶然乗客が少ないため、
ラッキーでファーストクラスに案内してっもらった。


まさかのファーストクラスシートも単なる爆睡で終わった1時間45分間。
快適さ確認するのを逃し、そのままエチオピアの首都アディスアベバIN。



早朝5時頃、
到着するやいなや、爆睡中のビザ係員を起こし、20$でシングルArrivalビザをget。
その足でImmigrationを突破しエチオピア入国。


到着後荷物がグルグルまわって来るのを待っていると、
明らかに係員により、がっつり開けられまくっているハンドバック類が目の前を通過している。


ハンドバックを預け物荷物としてしまう人たちの感覚も理解できないが、
ハンドバックから飛び出して思いっきり「あさりました!」と言わんばかりの長財布の様子も理解しがたい。


これは注意レベルを上げなければならない感じ。

こんなん見て、ここからいよいよ本格的にブラックアフリカへ再突入を実感。
西アフリカとの違いに気持ちも俄然高まる。



エチオピアはアフリカ最古の独立国であり、一時イタリアに占領された時期があるが、
アフリカ内で唯一どの国の植民地にもなっていない国。

人口はナイジェリア、エジプトに次ぐアフリカ第三位。
宗教はエチオピア正教会が50%、イスラム教徒30%、その他いろいろ。
ラスタファーリズム発祥の聖地とも言われる場所も存在することで有名。


エチオピアといえば、スターバックスと契約を交わしたコーヒーの原産地。
商品作物が最大の外貨獲得源になっている一方、最大の輸入品目も食料であり、
バランスがいいとは言えず、世界的に見ても最貧国の一つといえる。


通貨はBirr(ブル中野)で1$≒13.3ブル。1ブル≒6.7円ほど。



荷物も無事受け取り、驚くほどきれいな空港を後にする。
タクシー乗り場でミニバスを捕まえようとするも、お馴染み空港付近による価格高騰が激しくて断念。
それにしても、ずいぶんと足元を見てくる人の多さが気になる。

歩いて1km程の場所にローカルバス乗り場があると、教えてくれたのを頼りにバス停に向かった。
その道中、早朝から走っているおっさんの多さに少しビックリした!


アフリカンのオッサンがボロボロのサンダルで朝から走っている!


エチオピアといえば、マラソン!

なんてったって、西アフリカで走ってるアフリカンなんて見なかったからこれはすでに特別。
走ってる人からすればいい迷惑だが、
朝からバスを追いかけて走ってる人を見て、密かに嬉しくなってしまった。


なんとなくバス停で待っていると、身なりのきれいな一人の男性が横に座ってきた。
JICAの教育を受けているというその中年男性は、沖縄や大阪へ仕事絡みで何度か行った事があるらしい。
そして俺が日本人だと知ると、嬉しそうに「JAPAN IS BEAUTY」という怪しい英語を連呼してくれた。


良い人が滲み出ているおじさんに、バスを待っている間に少しの現地語を教えてもらっていた。
バスが来ると俺の分までのチケットをわざわざ買ってくれて、一緒にバスに乗り込む。
その間、窓の外に見える建物をその都度説明してくれるおじさん。


今走っているのは首都のメイン道路になりうる道。


しかし、外に見えるのはくたびれた建物と、たまに見える外観がしっかりした背の高い建物。
ひと目見ただけでこの国の生活環境と、仕事の無さを感じさせるものだった。


空いた席にまわりにいた人たちも親切で、満員の車内なのに空いた席に座るよう促してくれる。
席に座ると、8歳の少女が英語で話しかけてくる。
「英語上手だね~」と話しかけると、
気取った風に「NO~Problem!」っていう仕草が可愛らしくて仕方ない。


目的地が近づくと、周囲の人も「ここがラストストップだ」と教えてくれる。
いろいろ教えてくれたおじさんと握手を交わし別れた。
振り返ると、走っているおじさんの後姿が目に入る。


恐らく、わざわざ乗るバスを合わせてくれたおじさんに「アムサカナーロ」(ありがとう)。

幸先の良い出会いに感謝しつつ、目的の宿Taitu HOTELに到着。
一泊108ブル(9$)と割高だが、セキュリティーもしっかりしているこの宿で数日滞在予定。


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少しの昼寝をした後、あまりの空腹に限界が来て、食堂を探していた。


滞在している場所がアディスアベバの銀座とも呼ばれている場所からか、

食堂や屋台が一向に見当たらない。


何かおかしい。


エチオピアは以前イタリアに占領されていた歴史を持っているため、
イタリアンなレストランが多いというのは聞いたことがある。


しかし、おかしい。


屋台がない。


食堂が発見できない。


あるのは小奇麗なヨーロッパの真似事カフェか、レストラン。


それにBAR。


「首都だからって気取ってんじゃねー!屋台カモン!アフリカンママの食堂カモン!」


心の叫びもむなしく見つかりません。


首都で中心地だからか、
こんなにも気楽にご飯を食べに行ける場所がないのかが疑問でしょうがなかった。


なんとも庶民の生活レベルに合わない外食文化だろう。
単に、イタリア文化が入り込んできて以来、変化がないのか。
それとも、単なる見栄か。

どちらにも当てはまりそうだ。


宿には赤いベルボーイのような人がいるが、トイレは座る便座すらない。
レストランには白シャツにいかにも系のジャケット姿のウエイターはいるが、腕を組んで座りながら接客。


ほぼあらゆるものが見た目とサービスがミスマッチしている。


そして、娼婦はブランドらしき服装に身を包み、見栄の張り合いをしているようだった。

ボロボロでスカスカの町並みと道の真ん中で横たわって動かない人たち。
その流れで突然現れたネクタイを締めた西洋風レストラン。


最初に受けた、アディスアベバの印象。
それは、イタリアを取り入れた真似事文化によるミスマッチに他ならない。


滞在日が増え、どう印象が変わっていくか楽しみだ。



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着いた初日にいきなりサッカーの試合観戦。

お世辞にもうまいとは言えないが、走り続けるスタミナには目を見張る。


さすがエチオピア!


さすがアベベ!!