世界文化遺産の街・カイロ。
モスクが乱立し、千の塔の都と呼ばれる街。


中世には世界で最も繁栄した街の一つだったカイロの中にあって、

旧市街はかつての雰囲気を残す活気のある市場が広がる。


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中国のシルク、インドの香辛料、地中海の魚介類、アフリカの宝石、そして金銀細工。

世界から物品が集まり、その活気と、昔から大きく変わってないだろう建物の隙間を通るだけで興奮してくる。


迷路を探検する感覚でちょっと脇道にそれると、新しいが発見があり、

おみやげ屋のみならず現地の人にとっても大きな買い物をする巨大なスークとなっている。


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イスラム地区に行くまでの道のりには、すでに人、モノ、人、モノの連続。


意味不明な商品まで乱雑に置かれているが、そこは大人の対応であっさりスルー。



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少し脇道に入ると肉屋通り、よくよく見ると……ブタじゃないっすか!?!?

ブタの顔面と足じゃないっすか!?


エジプトにブタがあるって事にショックを隠しきれないが、

そんなことより…食いてーー!!ブタ!


中国以来まともにブタ食ってねー。



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魅惑の肉屋通りを抜けると、最初に目に付いたのが使い古し電話機屋さん。

(見えづらいけど。。)


使い古しの電話機だけを売るというスタイルがどうしても気になる。



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いよいよ観光客でごった返すハン・ハリーリ地区へ。


とにかく日夜ここは凄い人。

周囲のお土産屋には、同じような商品がずらり。


その中にも香水屋、香辛料屋、シーシャ屋など、アラビアンな雰囲気を楽しめるお土産屋もたくさんある。



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     <エキゾチックな香辛料屋>               <シーシャのパーツ売り>



ここに来て思ったことは、ここで買い物は難しいということ。


売り手は、旅行者(特に短期の人)の金銭感覚を重々承知。

承知な上に、言葉も巧みで、吹っかけ方もローカルプライスと比べて2倍3倍は当たり前で5倍のものもあった。

商売や交渉事に慣れきっている彼らにとって、時間のない旅行者を引き込むのは毎日の日課のようなもの。



もちろん全員ではないが、人の質も総じて良いとは思えなかった。


いきなり足を踏んでくる子供、道を塞いで店に引き込もうとする人、

「いらない」というと、どこで覚えたか「バカヤロウ」の声

「ツーリストプライスだべ!?」というと、大声で「アンターー」といって血相を変えるものetc……。

※アラビア語で"you"は"アンタ"。



ここの接客で共通するのは、突然「How much?」と聞くと、

「エジプシャンポンド? US$?」という返しがある。


間髪入れず「エジプシャンポンド!」というと、不自然な間で、二言三言挟んでようやく値段を言ってくる。



そう!!



この無駄なやり取りは、相手を見て値段を考えている単なるシンキングタイムとみた。


「高いからいらない」といって帰ろうとすると、お馴染みの"ちょっと待ったコール"がかかり、

値段がみるみる下がっていく。


「おっ安い!」と思って買っても、しっかり高くついてるんだな~。

中世から続くスークで、商人気質のアラビア人が利益薄で売るわけがないってもんさ。


とはいえ、ほしいものがあったら他がどうとか考えすぎず、しっかり交渉して買うのが良いと思う。


よくすれ違う旅行者が「絶対ボラれたー」と言いながらムスッとしてすれ違うことがある。

元々『定価』なんていう概念が薄い国に来て、自分で選んで観光客が集まるお土産屋に来て、

最後は自分で財布からお金を抜いてる。

要するに自分で決めて買っているわけ。


悔しいのは非常によくわかる。

でもせっかく旅行が出来る恵まれた国に生まれたのだから、

ここで笑っていられる強さがほしいところ。


『納得して買ったなら、それが定価』



最近買い物するときの格言だな。


お土産も楽じゃないね。



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少し内部に入っていくと大きなモスクが見えてくる。


もうカメラを握り締め、夢中になってしまう通り。


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活気を失わず、タイムスリップできたような空間。


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顔を洗うと真っ黒になるほど空気が汚れたカイロでも、このTHE喧騒から刺激はたくさんもらえる。


特別居心地がいい場所ではないけど、長く居たくなる不思議な街だった。



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さらに、ここカイロでは旅の再会も多かった。

宿では、ダハブで一度会っていた人との再会、まだ宿にいた人との再会だけじゃなく、

なんと中国の成都で同じ宿だった人とも再会を果たした。


何がどう巡って、同じタイミングで同じ宿で再会するのか、旅の不思議が詰まってる。



さて、イエメンビザも無事GETし、航空券も問題なし。


3月2日、14時の便でこの旅最後のアラビア圏、『幸福のアラビア』とも呼ばれるイエメンへGO☆