アニソゴマ(おはよう)
セイドゥー・トラオレでございます。
新しい事が多すぎて、
夜には倒れこむようにベットに沈む毎日を過ごしていたここ最近。
珍しく体調が優れない。
昨夜微熱があったような、なかったような‥‥。
ここアフリカで特に気をつけなければ、ならないもの。
それはマラリア。
年間300万人がマラリアによって命を落とし、年間100人もの日本人がマラリアに感染している昨今。
その種類も多種多様で、最も致死率の高い熱帯熱マラリア、
三日熱、四日熱、卵形マラリアとあり、その治療方法も違ってくる。
予防薬の特性・効果も大きく変わり、すべてのマラリアに効くという万能薬は現段階ではない。
さらに予防薬は、強い薬なので人によっては過剰な
副作用で自殺・他殺・錯乱・うつ状態にまで至る可能性もゼロではない。
マラリアに関する細かい知見は割愛して、今回選んだマラリアとの付き合い方。
"体調を崩し、少しでもマラリア前兆と感じた時には、すぐに病院に行く"
というのを軸に‥‥
・病院の無いところには基本滞在しない。
・熱帯熱マラリアに特化した、発症初期のスタンバイ治療を行う治療薬を携帯(コアテム)等。
発症してからは時間との戦いになるので、如何に早く症状に反応・対応できるか。
そこに重点を置いて、西アフリカの旅。
そして今回、強い倦怠感と多分微熱。 これは、当初決めた通り即病院へ。
紹介してもらった病院は信頼できるだろう外観の大きな病院。
中に入って、超片言のフランス語でマラリアの検査を受けたい旨を受付のおばちゃんに話す。
なんとなくわかったのは、10000と5000という数字くらい。
英語が話せる人はいないかと聞くも流され、話が通じないことに、逆にイライラされ放置される。
マリ人は陽気でいい人が多い。
だが、特に受け付けなどの窓口は、気まぐれが過ぎる事が多い。
ある旅行会社では、航空券の金額を聞いているとき、3回目の質問にはすでに飽きてしまって
調べるのを止めたり、お客さんがいない屋台で、頼んだはずのものを忘れていたり。
接客業はすぐに飽きられてしまう。
それは病院でも例外ではなく、とりあえずマラリアの検査がしたいことは伝わったみたいだったから、
わざと目の前のイスで待ってたら、次々と後から来た人が診察室に吸い込まれていく。
おばちゃんと何度も目が合うが、確実にほっとかれている。
ここは恐らくマリでもトップクラスの病院。
幸い隣にもう一人別のおばちゃんが座りだしたので、
激しくアピールしなおすとジェスチャー混じりでわかり易く説明してくれた。
「診察代10000CFA、検査代5000CFA、OK?」
「もちOK」と、もっかい激しくアピール。
そして、やっと精算。
呼ばれて診察室に行くと、
英語がイケるという医者の英語は、言いたいことの20%くらいしかよくわからなかった。
正直フランス語圏で何かあったらやばいなと思った。
コミュニケーションが取れなさ過ぎる。
気まぐれすぎる。
さて、流れに乗って、いざ検査室へ。
部屋に入ると左手の指先を消毒液で拭かれ、「ちょっとごめんね」と言われる。
次の瞬間、太目の針で一瞬ブスっと刺し、引き抜かれ、ポタっと落ちた血が検査盤に付着して準備完了。
そして、待つこと20分。
ついに結果の時。
アウトなら恐らく入院。
判定‥‥‥‥
Negative !!
えっ!? ネガティブ!?!?
ポジティブの反対はネガティブ‥‥
どうゆうことーーー?
とりあえず落ち込む。
慌てて、検査室に駆け込み、「マラリア?、ノーマラリア?」
と聞くと、「ノーマラリア、ノープロブレム」
検査結果が"Negative"っていう表示‥‥なんとかならんもんですかね。
そういえば、今日はクリスマス・イブ。
イスラム教国では、あんまり関係ないのね。
"NEGATIVE"の結果表が最高のプレゼントだわ。
健康第一!
