Go For  シルバーバック


換金‥英語で言えばExchange。


そう、外貨を現地通貨に換えること。

世界で日常的に行われているごくごく自然の流れ。


ここNOUADHIBOUはモロッコから南下して西サハラ地区を越え、モーリタニアに入って最初にある国内ではわりと知られた町。陸路で来た外国人が最初に訪れる町。


みんな揃ってとりあえず、やらなければいけない事。

それは監禁‥‥いや、換金。



こちらの現地通貨はOUGUIYA、(「ウギア」と呼ぶ)。
簡略して記載されると『UM』。
レートにしておよそ、3UM≒1円、300UMで約100円。


入国してまず最初の仕事である、換金をすべく言われるがまま目の前にある銀行に行ってみる。
入り口にはすでにExchangeでおなじみ、黄色看板の『Western Union』の文字が神々しくあるではありませんか。


中に入ると、みなさんのイメージする銀行とはちょっと違い非常にシンプルな見た目。
無駄に『火の用心!』とかのポスターはなく、コンクリートの壁とカウンターと、

旧式のごっついパソコンがチラホラあるだけ。


もし日本と同じならば、今日が25日で給料日だからか、なぜか人でごった返している。
銀行の中とはいえ、あまりにもアジア人の私が浮きすぎている気がしてならない。

とりあえず、アラブ系もたくさんいるが、
彼ら以外の揃って体格の良い現地の方の目線に対して、やたら意識してしまうこのメンタルの弱さ。



ラチが明かないのでカウンターに「お隣モロッコの通貨をExchangeしたい」というと、違うカウンターに誘導される。

違うカウンターでも「ここではできないから向かえにある銀行に行け」と言われる。

向かえの大きな銀行に行き、「換金したい」と言うと「反対側のカウンターに行け」と言われ、

反対側のカウンターに行くと「ここでは出来ないから向かえの銀行に行け」と言われる。



大きな銀行ぐるみで、たらい回しゲームがはじまったらしい。



JAPANサイドも考える。


もしかしたらモロッコの通貨ディラハムを換えようとしているから良くないのかもしれない。
きっとそうだ。西サハラ領土を争っている中だし‥‥。
もう一度最初に行った銀行で、US$はできるか確認しても、まったく同じ連鎖が繰り返されていた。


ぷよぷよなら奇跡の大連鎖。


銀行で換金できないなら、汎用性のない大量のモロッコ通貨ディラハムはただの紙切れ。

もしかして、この国全部アウト?そんな懸念も。


落ち込みながら、宿に戻ると一人のおっさんが挨拶してくれた。
ダメもとで、ディラハム換金できるか聞くと、「こっちへ来い」と、
おっさんのやってる埃まみれのアクセサリー屋に連れて行かれ、具体的なレートの話しになった。


この国では銀行ではなく、個人でのやり取りが基本みたい。


あまりいいレートではないが許容範囲と感じたのと、これを逃したらモーリニア無一文だ!
なんて気持ちにもなっていたので、無事換金完了。


後に知ったことだけど、飲み物・お菓子・食べ物の袋には『DH』(ディラハム)表示。
ここにある商品はモロッコから来ているものらしく、町のスーパーで普通にディラハム払いできたりして、

商人にとってはよく流通している通貨のよう。

隣の国だから頷ける。



銀行NG、スーパーでOK。



色々HOW TO が違うもんだわ。



また一つ学習。