08:30 宿出発。タクシーに乗りこみ、国境越え用の乗り合いタクシー乗り場へ向かう。
09:00 町外れのなんにもないポリスチェックの傍に待機している乗り合いタクシー乗り場に到着し、
モーリタニアの国境近くの町・ヌアディブまで片道350DHと言ってふっかけられる。
なので、近場にいるポリスにいくらでヌアディブまで行けるか聞いてみると『300DH』だと言う。
「ポリスが300って言ってるんだけど」と、ドライバーに詰め寄るも、首を横に振るので、
通る車にヒッチハイクしようとしていたら、再度詰め寄ってきて、あーだこーだやり取りして、
最終的に1人300DHで交渉成立。
10:30 乗り合いタクシーの人数が揃わないため、約1時間30分待たされる。
恰幅のいい3人組の女性が登場後、ヒザをまっすぐ伸ばせないほどに圧迫されたシートに
押し込まれやっと出発。
が、途中料金の前払いを拒み続けていると、ドライバームハンマドがキレて、積んでた荷物を降ろされる。
ちょっとカチンと来てしまい、そのまま降りようとすると「お金は後でもいい」という
よくわからない流れになる。
<モロッコ側、IMMIGRATION>
15:30 永遠と見渡す限りの荒野が続き、400Kmの道のりの末、ついにモロッコ側の国境に到着。
1時間ほど待たされて、無事出国スタンプget。
モロッコ滞在21日目で出国。
16:30 モロッコ側を抜けた後、世紀末級の道の荒れ具合に度肝を抜かされる。
モーリタニア側のImmigrationまで3Kmの道のりは、すぐ横に地雷が埋まっているエリア。
炎上済みで黒焦げの車や、取れる部品すべて持ってかれた車の残骸、散らかったゴミ、
ボッコボコの道など‥‥交戦していた事を想像させる景色にいつもより俄然緊張が高まる。
17:30 地雷を踏まずにモーリタニア側に到着。
国境員なのか兵士なのかわからない、銃を腰に巻いた人はたくさんいるも、
暇そうにタバコを吸っている。ここでついにアラブ系(ベルベウ系)の人が半分で
黒人さん半分の割合になる。
ついにパスポートが手渡されるか!?という直前にドライバーのムハンマドが係員にまだ未払いの事を
言ったので、なぜかモーリタニア国境係員から「今ドライバーに金を払うように」と言われ、
その場でムハンマドに清算。
そして、ついにパスポートにスタンプが押され、国境が閉まる30分前に出国完了。
19:00 国境から40kmの町、ヌアディブに到着。
乗客全員を送り届け、ホテルまで送ってもらえた時にはもう日没後になっていた。
とりあえずモロッコとは比較にならないほど、ボロ屋が多く、錆付いた建物とゴミが目立つ。
となりの国とは到底思えないほどの経済格差が伝わる別世界。
そして、想像よりもずっと黒人さんばかり。暗い時間に歩くなど自殺行為にさえ思えてしまったほど
緊張感が高まる。
この時、自分がはじめてアフリカの地に到達したと実感した。
19:15 宿に着いて、レセプションの兄ちゃんに「近くにレストランはある?」と聞くと「7m」というので、
意を決して外出。
出た瞬間から、まるで自分が戦場にいるような、今まで体験した事のない緊張感と恐さを感じていた。
とりあえず、視界に入る人間に対し無駄に恐怖を感じていた。
夜の町を歩く事20秒、予想外のチャイニーズレストランを発見し、
「はい、キター!」と控えめに叫んでしまう。
迷いなくレストランにIN。
20:00 お客さんがゼロの高級?中華料理屋で食べたタコサラダ・スープ・エビチャーハンは期待以上の旨さで、
忘れられない晩御飯となった。夕食後レストランを出て、飲み物を求めて歩く事15秒、売店を発見。
あまりの嬉しさに相方の大地氏と握手を交わしてしまう。
品揃えカツカツの売店で缶ジュースを買い、30秒かけて宿に無事生還。
ここに来て再確認した。
モロッコはアフリカ大陸だけど全然アフリカンではない。
こっから本当のアフリカの旅。

