サハラはアラビア語で「砂漠」の意味。


なので、サハラ砂漠と呼ぶと『サバク砂漠』と言っている事になるらしい。

なんか変な感じ。



フェズでとんでもない暖かいおもてなしを受け、夜行バスで約10時間かけて向かった先は、
アルジェリア国境近い内陸部のハッシュドビル。


この村にはベルベウ人と呼ばれる砂漠の民が住み着いている。
そして、砂漠の真ん中に観光客用の宿泊施設があり、数件の商店と数件のネットカフェまである。


とはいえ、周囲は砂漠の家、裏山にはドでかい砂丘やうねる砂漠の波。


いや~来てしまったサハラ砂漠!!



着いたその日、幸運にも国王がすぐ近くに来るという事で、

宿の人たちと車をチャーターして国王が来る場所に向かった。



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                         <一気に砂漠の民が集結>



フェズの路上で話したモロッコ人が今の国王を絶賛していたのを思い出す。


この国王、なにやら預言者マホメットの直系の子孫にあたると言われており、
前国王に比べて断然支持率が高いらしい。



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                <噂では2000頭のラクダも王様を迎えると聞いていた>



午前11時頃。


その国王に用意されたスペースにはモロッコの国旗、ラクダ、人、人、人。

一気にこの辺に住む人が集結している。


季節は冬に近いとはいえ、日中の日差しは相当強い。




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         <ベルベウ人の正装>            <ふと後ろを振り向くと荒野でアッラーへお祈り>



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                    <王様を迎えるべく女性による歌とダンス>



午前11時前からすでに多くの人が集まり、そこら中で楽器や歌が聞こえてくる歓迎ぶり。


途中で歓声や、ざわざわしだすので「来たか!?」と思わせぶられ続けて待つこと3時間。



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そしてついに来た!


SPに「前線でカメラはダメ」と言われたので写真はなし。

しかし、まあ、王様の求心力の強さは、そこに集まった人たちの熱気で十分伝わるほど。


至る所で何やら腕を振り上げながら王様に向かって同時に叫ぶ人たち。


押し合い圧し合い。



モロッコのある商人曰く、


「今の国王は、前国王時代に腐敗しきったシステムを一新して、より国民に還元されるシステムを作った。
具体的には、過剰に徴収されていた税金を大幅に軽減したり、
子供が一人生まれると毎月300DHを各家庭に分配したりしている。」

ちなみに、給料の良い教師の1ヶ月分給料は4000DH~9000DH(約5万~11万円)らしい。
(アジアに比べると何倍も高い)


要は、官僚の懐に入っていたお金がきちんと庶民の手に渡るようになったというもの。


「欧米諸国では‥‥」なんてワケのわからないくだりから税金を上げ続けている
わが国JAPANのお偉いさんも見習ってほしいばかり。



ここにいたベルベウ人に日本の首相について聞かれた。

そして、ここ数年で何度も首相がコロコロ変わっていることを知ると、その彼はこんな事を言っていた。


「日本人はなぜそんなリーダーばかり選ぶんだ?」


外の人にそう思われてます。


王が到着して、5枚の絵を鑑賞後、ものの20分くらいで王様は帰っていった。



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すばやい撤収に紛れて、ドラムとダンスが。



惹きつけるのは王様だけでなく、


特別な事があったときの現地人たちから繰り広げられる感情表現だったりもする。



着いた日からツイてる☆



いい流れ。