旅もちょうど8ヶ月経過し、14ヶ国目に入国したのはヨルダンの隣国イスラエル。
今回、メインの目的はなんといっても『嘆きの壁』とスーパー世界遺産・聖地がひしめき合う『エルサレム旧市街』
イスラエルと言えば、戦争・ユダヤ人・聖地‥‥とても一口で言えないような歴史と背景を持つ複雑な国。
1948年、ユダヤ人が旧約聖書に記された内容をもとに、領土を主張し建国。
60年足らずで4度もアラブ諸国と戦争(第1~4次中東戦争)の渦中にいた国。
国の事情も複雑なら他国との関係上、出入国手続きに関しても複雑な注意点が多い。
例えば、
■イスラエルのスタンプが旅行者のパスポートにあると‥‥
周辺国、特にシリア・レバノンへの入国が拒否が高確率になり、ヨルダン・エジプトをはじめイスラム国家
への入国審査が厳しくなるor拒否されるだろうと予想される。
あまりに状況が流動的な為、はっきりしたことは言えないが、かつて入国した旅行者は別紙にスタンプを
押して もらったり、入国審査官に対してクール且つ鬼の形相で「No stanp please!」と言っていただろう
と想像できる。
※状況によって変化が激しい。
■イスラエリーはイスラム国家に入国できない。
中東(ヨルダン、エジプトを除く)、北アフリカ、パキスタン・バングラデシュ・マレーシア等。
地図上で確認すると意外にかなり広範囲の区域でNG。
こんな国他にあんのか?と疑問になるような条件の数々。
人から情報では、国境と入国審査官の相性にもよるが、最近はNOスタンプでいけてるケースが多数あるらしい。
いつも通り行かなきゃわからん状態なので、とりあえず行くしかない。
【その壱~ヨルダンサイド】
スロースターターなので、宿泊先のクリフホテルを朝9時頃に出発。
タクシーを拾って、30分以内のバススタンドへ(2.5JD)。
そこから国境までのセルビス(乗り合いタクシー)をCATCHし約1時間(5JD)で、ヨルダン側国境に到着。
IMMIGRATIONで冷静を装いつつ、はっきりと「No stanp please」。
出国税5JDを支払うと手のひらサイズの紙に切手を貼られ、越境用のバスを待つ。
必死な気持ちを嘲笑うかのように、easyに出国準備は整った。
とりあえず、第一ステップクリア。
【その弐~越境チェックポイント】
噂では越境の際にチェックポイント、乗客&危険物チェックが何度もあるということだったが、
ヨルダン~イスラエル間にある、国を分けるキング・フセイン橋(なぜか日本も出資)付近では、
一度だけ出国切手を回収に作業員が乗り込んできただけだった。
周辺の景色はなんにもない乾いた荒野。
<国境付近は何もない荒野>
【その参~イスラエルサイド】
イスラエル側に越境用Jettバスが到着すると、荷物検査の為バックパックを作業員に預ける。
この時なぜか小奇麗な服装をしたおっさんが作業員に賄賂を渡し、何食わぬ顔で去っていったのを
目の前で見てしまった。
荷物を預けた後は、緊張の入国審査。
レーンの進みが速く、外国人がにこやかにパスしている係員のところに並ぼうと目を凝らすが
あいにくスカスカで判断できず。
ならば見た目重視。
鋭い眼光のねーちゃんの方を避け、物腰やわらかそうなねーちゃん側に並ぶ。
そしてあくまでソフトに、尚且つはっきりと「No stanp please」。
半笑いで「OK」の返事が返ってきて、油断して屁をこいてしまう。
後列の人も気にしていないよう。
よかったよかった。
結局スタンプは入国カードに押された事から、
この国境ならではかもしれないが、今現在の状況では「No stanp please」対策は打たれているようだった。
その後、ツンデレ係員にパスポートチェックを受けて荷物GETして無事入国手続き完了。
【その四~ホテルまで】
評判よりeasyに国境を越えると10人乗りミニバスに乗りこみ(約40シェケル)、
所要時間約1時間で、オートマティックに旧市街のダマスカス門付近まで移動。
降ろされた場所から歩いて10分くらいにあるパームゲストハウスにCHECK-IN。
なんと小部屋に8つベットが押し込まれたドミトリーで一泊40シェケル(約1000円)。
この物価はシンガポール・香港以来の物価で非常に恐ろしい。
<バスを降り立ってすぐの景色>
<<イスラエル>>
人口:717万人
面積:27800Km(ほぼ四国と同じくらい)
言語:ヘブライ語、アラビア語
宗教:ユダヤ教76%、イスラム教16%、キリスト教2.1%が混在
人種:ユダヤ人、アラブ人(非常に中が悪い)
1INS(シェケル)≒25円
※イスラエルのおおよそ物価表
Falafelサンド: 6シェケル(アラブ人街)、12シェケル(ユダヤ人街)
スプライト: 7シェケル
宿(ドミトリー):40シェケル
<毎食食べてたFalafelサンド>
あんまり飲み食いしてないからわからんけど、物価はかなり高い。
ケチらず生活しようものなら日本とさほど変わらない印象。
急に物価がここまで上昇するのも不思議な感じ。
よくわからん程複雑な歴史と文化を持つ国。


