ターバンといえばインド人、インド人といえばターバン。
どっから湧いてきたか昔っからそんなイメージがあった。
実際、ターバンを巻く人はインド人口のたった2%の人達にあたる
シーク教と呼ばれる宗教を信仰する人達のみ。
シーク教とは、イスラム教の影響を受けてヒンドゥー教を改革した宗教で、
どこか良いとこ取りしたような非常にナウい宗教。
どの辺がナウいかというと、偶像崇拝・カースト制度を否定して人間の平等を唱えているとこ。
さらに彼らは頭髪、髭を切ったりしない。
肉もゴリゴリ食べるってことでみんな体がデカイし、
見た目的にも貧しそうな人でターバンを巻いてる人は見当たらない。
テンションもどこか控えめで、PUSHも少なく余裕を感じさせる落ち着いた人達が多い。
見た目的にも中身的にもシーク教徒のおっさんレベルは高い。
あるインドの音楽プロモーションビデオで、ムキムキのシーク教徒がタンクトップ&ターバン姿で
ヒンディー語ラップを歌ってるの見た時には完全度肝抜かれた。
悔しいけど、クソカッコイイ!
さて、
そんなシーク教の聖地はパキスタン国境に程近いパンジャブ州のアムリトサル。
超イスラム教でインドとめちゃくちゃ仲の悪いパキスタンとの距離感を地図上で考えると、
ここでシーク教が発達したのも頷ける。
このアムリトサルにシーク教の総本山・Golden Templeがある。
入場の際には、頭髪を隠す事。
Entranceを抜けると大きな池の中心に神々しい度派手な金色の寺があり、
中で演奏しているタブラとオルガンの演奏に合わせた歌声がスピーカーを通じて一帯に響き渡っている。
まずGolden Templeを目にしたシーク教徒は、
跪き、自分の額を大理石の地面につけ(人によっては地面にキスをする)、深々とお祈りをする。
その光景を目にすると、ここが聖地であることを実感。
彼らの中には神器である短剣をぶら下げている人が目立つ。
『剣かコーランか』
この辺りはイスラム色が強く入り込んでいると思われる。
シーク教のイメージ通り、騒がず、ゆっくりとしたムードの中、いよいよGolden Temple内部へ。
狭い内部に入って早速目に飛び込んできたのは、タブラ&オルガンを演奏して歌っている人達と、
中心にドカーンと座り込む老人の前に置かれた棺のようなもの。
恐らく創始者の何かかな。。
多くの人は中に入る前、棺らしき前、至るとこで額を地面につけ、深々とお祈りを捧げている。
もちろん聖域に入らせてもらっているので、訪れる外国人も同じく振舞うべき。
建物は2階、3階と続き、中はもちろん大理石作り。
座り込んでマントラを唱える人、歌を歌っている人、瞑想している人‥
身が引き締まるようで、柔らかい時間が流れている。
神妙な雰囲気だが、外国人に対してもwelcomeな姿勢があり、
何よりシーク教の居心地の良さは、ストイックさと大らかさのバランスの良さだと思う。
酒・タバコ禁止なのに、他の地域に比べ酒屋の多さがズバ抜けているし、
酒屋の前で立ち飲みシステムまで導入されているとこを見ると、
若干「無理なく、でも真面目に信仰しようぜー」みたいなノリすら感じる。
街を歩くとターバン人口は全体の5~6割程度。
シーク教には何代ものグルがいて、どのグルに賛同するかで派閥に分かれるらしい。
それがターバンの色に出たり、巻き方に出たりと、
この辺の違いがあるから、ここでの単にターバン=シーク教徒と判断しずらい。
ターバン族を観察していると、その色が鮮やか。
白・黒・スカイブルー・ピンク・エメラルドグリーン・オレンジ‥‥
そして、個人的にヒットしたのがターバン族の仕事風景。
リキシャーマン、警察官、学生、ジュース屋、会社員‥‥
もちろんバスの運ちゃんもターバン!
これには感動してしまいました!
インパクトが強かったのが工事現場でショベルカーを扱うターバン族
さらにターバンだけじゃなくアイスクリームを巻くおっさん
シビれたのが、ターバンとグラサンで原チャかっ飛ばし姿
感動の嵐だわこの街。
ブラブラしていると、学生が集まってきた。
なんだよおめーら、オレンジのターバンといいカッケーな~
IMAGINE!
学校行って男子生徒全員ターバンして、先生もターバンで現れて、
生徒に「先生!ターバンが邪魔で黒板の字が見えませーん!」とか言われたり、
体育のバスケとかもターバンでやってたら、女子生徒シビレちゃうね。
「今日の○○君のターバン、かなりイケてない?」
みたいな会話が自然に流れてんかな。
ってかインドは共学はないんかな?
逆に男だけで全員ターバンとか、それはそれでとんでもない光景だわ。
ターバン‥巻いちゃおうかな




