ついに来た

            カジュラホの町からバス・電車を乗り継ぎ所要約8時間。

     カタログ・パンフレット・テレビ・雑誌‥‥今まで間接的にしか見た事がなかった、超有名どころ世界遺産


                       タージ・マハル



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ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンがあらゆる地域から職人を集め、22年の歳月をかけて建造させ、
その総費用は天文学的な数字とも言われている。


人間が作り出した世界遺産として、建設費、労力、インパクトで最高傑作のひとつに数えられるタージマハル。
この総大理石の建物は、実は若くして亡くなった愛妻ムムターズ・マハルのお墓。


帝国が傾くほどの墓を作らせる奥さんとは一体どんな人だったのか‥‥誰しもが興味をそそられるところ。


早朝5時頃。
まだ団体観光客が到着していないこの時間にもすでに多くの人が詰め掛けている。

チケットカウンターに行くとやはりここはタージマハル。


外国人料金で750ルピー。
ちなみにインド人の250倍の料金だそうな。
作ったものも極端ならチケットの料金設定も極端。



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床も含め、全部大理石、だいりせき、ダイリセキ。
遠目からもいいけど、実際近づくにつれてその迫力と凄さがわかってくる。
ほんとよくこんなん作ったわ。。


中心内部には愛妻の墓とシャー・ジャハーンの墓が並べられており、
内部を見る限り、ホントに墓としてだけに作られたものだということが理解できるほどさっぱりしている。


朝早いこともあり、
二日酔いで優雅にタージマハルに寝付くヨーロピアン、
テンションが異常に高いコリアンboys、
甘いデート中のインド人、
そして家族連れ。



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うーむ‥優雅



タージ・マハルはもちろんの事、その周辺に囲むように聳え立つ南門、モスク、迎賓施設の
存在感はそれだけでも世界遺産級。
全部ひっくるめてスケールのでっかい強烈な場所だった。


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気持ちが形になった世界最大級の愛情表現。
きっとその時の側近達は大反対したに違いない。



勝手にイメージするに、心通う側近とたぶんこんなやり取りがあったろうに。


        側近:「皇帝! そんな無茶な計画はやめて下さい!」
        皇帝:「いやじゃ!わしはムムターズみたいなきれいな墓を作る!」


        側近:「考え直して下さい!国が傾いてもいいんですか?皇帝!」
        皇帝:「もう決めたんじゃ!うるさい奴じゃのー!もう作るったら作るー!」



なんかこんな感じで、子供がダダをこねるような勢いで作ったんじゃないかなぁ~なんて思ってしまう。
皇帝も一人の男にすぎない感じがして、こういうのナイス。


その時の人達はかなり迷惑しただろうけど、なりふり構わないPASSIONの恩恵を今の人達が受けてる。
今も多くの人が訪れているここの歴史は、形を変えて今も続いている。


将来の奥さんに、タージマハルに変わる何かを自分なりに形に残すなら、なんだろ?
とか思ったけど、もし残すなら生きてる間にかな。



記憶に残るってのは大事だけど、形に残る何かを作るってことは、
同時に記憶にも残るって事でもあるような気がする。