Go For  シルバーバック

                        <朝のサダルストリート>



朝起きて、とりあえずコルカタのネットカフェヘ。

なぜかワイヤレス使うのに指紋登録、顔写真、パスポートコピー等、
犯罪者ばりの手続きをしてようやくちょろっとだけネット使用。

インドのネット環境は東南アジアに比べて格段に悪そうだ。


コルカタ・パラゴンで知り合い、偶然バングラデシュに行くタイミングが一緒だったSHUN君と朝出発。
地下鉄で隣の駅に行き、バス乗り場に到着して国境までのバスを聞くも「ここにはない!」
などと言ってくる。さすが。

チケット売り場らしいおっちゃんに聞いて、あちこち迷った挙句なんとか国境行きバスをキャッチ。
超ローカルなバスは、見る見る満員に。


それにしても、インドのバスは怖い!

人間、リキシャの障害物はまだ序の口。

とりあえず、前方車をガンガン煽って、とにかく追い抜こうとする。

対向車とぶつかるかなりギリギリのところで追い抜く。

抜かされる側も全然スピードを緩めない。


ヒドイ時には、片側一車線の道路に追い越そうとするため、バス二台並び、向かえ側からもバス二台並んでる。

ギリギリのところまで、にらみ合い。

鬼の判断で追い越しをする対向車と、スピードを緩めて諦めるうちらのバス‥。

チキンレースが永遠と繰り返されていく。


クラクション鳴らしてない時間のほうが短いからわけわからん。
終いには、前方のバスとクラクションで交互に会話するドライバー。


なんかドライバーが窓から顔を乗り出して激怒してると思ったら、
相手は追い越してきたら警察官。しかもでかい護送車。


インド人一歩も引かない怒鳴り声が十秒くらいで終わると、

追い越されたうちのドライバーは完全に火がつき、鬼の追跡。


頼むからやめてくれ‥‥


そんなこんなで無事国境付近の町に到着。
そこからチャリの後ろに平たい木の板をくっつけただけのリキシャに乗り込み、国境へ。


インドにもこんなとこがあるのか?と思うようなものすごく長閑な通りを抜け、IMMIGRATIONへ。
それにしてもこのインド側のIMMIGRATIONがボッロボロ。

壁が剥がれ落ちて、ゴミが散乱している廃墟ビル。

日本なら間違いなく、いつの間にか心霊スポットになってるような場所。


ビザを持っていたから余裕のパス。


Multipulビザを取ったから、とりあえずインドはまたカムバック。


未知なる国バングラデシュへ。



そこに何があるかもわからない。

どんな国かもわからない。

どんな文化かもわからない。

どんな人がいるかもわからない。

なにが起こるかもわからない。



これほどおれの好奇心を刺激するものはない。


旅の醍醐味だ。