中国最大の目的である九寨溝、黄龍ミッションが終了し、次なる目的地インド・ネパール・バングラデシュ

方面への行き方を模索し始めたはいいが、なかなかいい条件が揃わない。


中国とインドは国同士非常に仲が悪いため、

こんだけでかい雲南省・四川省にはインド・バングラの大使館&領事館は存在しない。

なのでここでは、ビザを取得できない(ネパールはArrival Visaが取得可能)。



~~ ここから考えられるルートは以下の通り ~~


① 電車でチベットを通って、ネパールへ抜けるルート

② 成都から飛行機でネパール(カトマンズ)

③ 成都→バンコク→インドの飛行機乗り継ぎ

④ 成都から陸路でハノイ戻って、格安飛行機を探して乗り継ぎ

⑤ 電車で香港まで行って、インド・バングラVISA取得後、飛行機



ざっと出てきたルートはこんなところ。

やはりできるだけコストは抑えたい。

そして、あまり多くの時間をかけずに、先の見えるルートを選びたいと考えた。


というのも、これだけの選択肢があるが、ひとつひとつ方向性がまったく重複してないから、

一度決めてしまえば他のルートに変更は無理だと感じたからだ。

保険ルートなし。


調べていくとどんどん中身が見えてきた。



【① 電車でチベットを通って、ネパールへ抜けるルート】


本来、外国人がラサに入るには、入るためのパーミッションとチベット自治区にいる間の日程すべて、

旅行会社の斡旋によるツアー参加(現地ガイド手配含む)が義務づけられている。

これには外国人の行動把握・規制を目的としたものと思われる。


しかし、すべて正規の手続きをしてると、とんでもない破格の額になることは必須。

ちなみに泊まってるGuest Houseの受付に、一人で申し込んでネパールまで抜けるならいくらか聞いたところ、

9000元と言われた。 ざっと130000円以上。他にも余分に費用はかかる。


もし、たまたま4人一組グループを作れたとしても、割る4になるだけだし、

同じ方向性の人が集まるのを待ってるのも時間の無駄。


なので多くの日本人は裏技を使ってラサまで抜けている。

そして、正規の方法で行かずに、ラサに行ってる日本人・韓国人は日常的にバンバンいる。


カギはパーミッションのハードルをクリアすること。


パーミッションの提示を求められるタイミングは、

(1) ラサまでのチケットを購入する時

(2) 列車に乗ってる時の車掌見回りチェックの時

(3) ラサ滞在中街にいる警察とホテルチェックインの時


最大の難関である(1)の条件をクリアするのが実は一番難しいらしい。

というのも、外国人へのラサ行きチケット発券は、パーミッションの提示が求められる。

しかも、成都のように必ず提示を求めてくる駅もあれば、西安や蘭洲などユルユルのところもあるとか。

確かめるため、西安までちょっと行ってみるかな?なんて思っても、

約24時間かかるくせに地図で見ると、ほんとわずかしか進んでない距離だ。


人によっては、中国人にお金を渡して、ラサ行きのチケットを買ってもらったり、

耳が聞こえない人を装って、筆談でチケットを購入してたり、

バレてるけど普通に買えちゃったり、ほんとCase by case。


なんとかしてチケットGet成功しても、第(2)のステップがある。

多くの中国人バックパッカーがラサへ向かってることもあり、身なりを中国風にして地味にしておくのも大事。

そしてチェックの厳しい寝台はなるべく避け、イスの席で狸寝入りをし続けるのもポイントらしい。

めんどくさけりゃチェックはしない。なんてのは容易に想像できる。


たいがい見つかって追い返される人は中継地点のゴルムドで降ろされ、そこで足止めを食らってしまうらしい。

何回もパスしてる人のアイデアは、本命ラサ行きのチケットと、ゴルムド行きのチケットを持っておいて、

見回りに来た車掌には、ゴルムド行きのチケットを見せる。

そうすると、パーミッションの提示を求められることもない。


そして、ゴルムドを通りすぎると、後はラサまで一気に滑走。

もしゴルムド後に見つかっても、もう仕方がないみたいな感じでそのまんまラサまで行けることがよくあるらしい。


ラサまで着いてしまえば、(3)の問題はそれほど難しくない。

日本語を話さないとか、警官の近くに寄らないとか、気をつけていればなんてことはないだろう。

本来宿にもパーミッションを提示しなければならないが、YHAですら意外に泊めてくれたりするとの事。


地元の人にとっちゃ、その時にお金を落とすお客さんが大事ってことだな。


だが!

今までの話しは、すべてチベットが安定した状態にあるときの成功法。


実は約一ヶ月前、チベットのダライラマがインド亡命50年の区切りということで、

一度外国人を締め出し閉鎖してしまった。

このように何かの拍子でチベット閉鎖は度々あるのだが、その度にラサまで行くことが困難になっている。


条件が厳しくなってることは確かだし、警備も厳しいままなのかもわからない。

一番のネックは、チベット閉鎖後、日本人がラサに抜けた情報がないこと。

この間にも、何人もラサに向かった人がいたが、結果はわからない状態。


他にもルートは条件はまだまだあるらしいが、書ききれないし、わからんくなってきたから省略。


そんな時、同じ宿に泊まってた元板前さんが、スロバキア人を連れてゴルムドまで行き、闇バスを手配して

ラサまでチャレンジする話しを聞いた。 ラサまでの鉄道ができる前のやり方で、賄賂も必要。

青い目をしたサムライを引き連れての道のりは険しいが、チャレンジする気持ちもわからんでもない。


かなり刺激されるルートではあるけども、一番の目的はインド方面に行くこと。


緊張状態が緩和されたかもわからず、どっかで足止めを食らう可能性が高いため結局このルートは断念。

時は金なり。




【② 成都から飛行機でネパール(カトマンズ)】


隣の国なのに飛行機がクソ高く、3000元以上する。

納得がいかないので、なし!



【③ 成都→バンコク→インドの飛行機乗り継ぎ】


バンコク~インド間は10000円くらいからあり、安くていいけど、中国~バンコク間が高い。

結局、ダイレクトでカトマンズ行くのと同じくらいになりそうなので断念。



【④ 成都から陸路でハノイ戻って、格安飛行機を探して乗り継ぎ】


またベトナムへのとんぼ返りの道のりを想像すると、吐き気がしたので却下。



【⑤ 電車で香港まで行って、インド・バングラVISA取得後、飛行機】


こいつしかない!!!

香港からなら、航空券も安いという話しだし!


余裕で日本・本州の端から端、青森県から山口県ぐらいまではありそうな距離。 もっとだわな。


時間にして40時間の列車の旅。



最後まで中国のデカさに苦戦させられたけど、最後のひと踏ん張り!!

まだまだ気力十分!!