伊勢神宮 | 美冬風味

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今日の関東地方は寒いですね…雪
こちらは午後から雪が散らついています雪
明日も降るのかな…ウルウル

さて、先日参拝した伊勢神宮朝陽
私にとっては2回目の参拝となります。
伊勢神宮は太陽を神格化した天照大御神を祀った神社です。
天照大御神は皇室菊の祖神でもありますね。

ファイル0006.jpg

こちらは月岡芳年が描いた天照大御神。
Wikipwdeaより借用いたしました。

絵の中で岩を持っているのが天手力男神(アメノタヂカラオノカミ)マッチョです。
こちらの神様も伊勢神宮に祀られています。
読んで字の如く、天照大御神が外の騒ぎが気になって岩戸岩から顔を覗かせた時に、力ずくで岩戸岩を開きかの神を引きずり出した神様です。
そのため天手力男神は、現在はスポーツの神様soccer*rugby*テニス野球*として信仰されています。

もうひと柱が万幡豊秋津姫命(ヨロズハタトヨアキツヒメノミコト)です。
またの名を栲幡千千姫命(タクハタチヂヒメノミコト)とも言います。
こちらの神は機織りの神おり姫なのでしょうか。
「栲」は椿の繊維またはヌルデ、「幡」は「機」、「チヂ」は縮むという意味や機織りが盛んな意味を表します。

ヌルデとは木のことで別名フシノキ、カチノキとも言います。
フシノキは生薬がとれる木、カチノキはかつて聖徳太子が物部氏と戦う時に仏像大仏をこの木で彫って見事戦に勝ちました。そのことから、「カチノキ』カツ丼という名がきているのでしょうか。

伊勢神宮の起源は神代勾玉まで遡ります。
もともと天照大御神は天皇家の祖神だったので宮中しかで祀られていましたが、崇神天皇6年(おおよそ紀元前91年くらい?)に笠縫邑(かさぬいむら:現在の奈良県の何処か)に移し、崇神天皇の皇女の豊鍬入姫命(トヨスキイリビメノミコト)に祀らせました巫女さん。所謂、一番はじめの斎宮と言えますね。
その後、垂仁天皇25年(おおよそ紀元前4年くらい?)に垂仁天皇の皇女の倭姫命がその後を継ぎ、天照大御神を祀るために諸国を歩き最後に伊勢の地に神社伊勢神宮を創建したのです。

ちなみに倭姫命からみて倭建命(ヤマトタケルノミコト)は甥御になります。
彼が東征の際、天叢雲剣剣を与えたのが倭姫命です。
後に草薙の剣と呼ばれるこちらは、現在は名古屋の熱田神宮に祀られています。

余談が長くなりました…。

さて、伊勢神宮はそうした経緯で出来たところで、この神宮には2つのお宮があります。
ひとつは、天照大神を祀る皇大神宮朝陽
内宮(ないくう)と呼ばれてます。
もうひとつは、豊受大神を祀る豊受大神宮おにぎり
こちらは、外宮(げくう)です。

一般に、外宮を参拝した後に内宮へ訪れるのがルールとなります。
この後、豊受大神宮のレポートに移っていくのですが、長くなるの今夜はこの辺りで…花札-芒に月
ではでは~はい♡