霊界の高級霊団が地球人を何としても救いたいとして起こされたのが、スピリチュアリズムです。一人ひとりが霊的覚醒していってそれが広まって救済に繋がる。それが救済の観点からみたスピリチュアリズムでした。
今回は宗教の観点からみたスピリチュアリズムを学習しました。
スピリチュアリズムとは、霊界主導の人類史上最大の宗教革命。
別の言い方をすると、霊的真理による地球上最大の宗教革命。
キリスト教の歴史の中では、カトリック教会に対する反発から宗教改革が引き起こされ、プロテスタント教会が生まれました。キリスト教の宗教改革は、人類歴史を左右する大事件となりました。
しかしスピリチュアリズムによる宗教革命は、かつてのキリスト教の宗教改革とは、次元においても規模においても比較になりません。スピリチュアリズムは、宗教史上「最大の大革命」を地上にもたらそうとしているのです。
なぜか・・・地上のすべての宗教は間違っているから。従来の間違った宗教を一掃し、霊界では常識の正しい宗教・信仰を地上に確立しようとする運動を地上の宗教と霊界の宗教を対比し、確認しました。
地上のいずれの宗教も霊的真理に無知で、間違った教え、教義をしています。そして本来私たちは霊界に行ってからの方が長く、霊的成長を促すことが宗教の使命ですが、ほとんどの宗教がその使命を果たしていません。人間にとって一番大切な霊的成長を妨げ、人間の魂を霊的牢獄に閉じ込めています。また、間違った宗教はさまざまな悲劇を作り出しています。戦争、争いの背後には必ずと言っていいほど、宗教があります。
地上ではバラバラの神認識、宗教ですが、霊界では、すべての人間(霊)が一つの共通の宗教を持っています。信仰対象は、「大霊」という唯一神と、神がこしらえた「摂理」「神の摂理」を信仰対象とする宗教です。「摂理の支配」が万人に共通認識され、摂理に一致した生き方が真の幸福と霊的成長をもたらすことが霊界の常識です。霊的成長に重要な摂理は“利他愛の摂理”と“カルマの摂理”。本当の幸福を誰もが知っています。
利他的な生き方(実践)がそのまま宗教であり、信仰実践となっています。形も要らないたった一つ、組織も要らない。たった一つで共通です。生き方自体が宗教なので、争う必要がありません。
真の宗教とは、「神」と「神の摂理」を信仰対象として一人ひとりが自己責任のもとで真理を実践し、霊的成長を達成していきことを促すものです。信仰に組織は不要であり、これまでの宗教が重要視してきたさまざまな儀式も必要ありません。大切なことは儀式ではなく真理の実践であり、摂理にそった日常生活のことです。(利他愛的行動・霊主肉従の努力・苦しみの甘受)…地上では霊主肉従の努力が加わってきます。そして自らの努力によって、自分自身を救うこと。神にすがったり、イエスに、念仏を唱えたり…そうではなく、自分を救うのは自分しかいません。
スピリチュアリズムの霊的真理普及に伴い、これまでの間違った宗教は徐々に地上世界から消滅していきます。それに伴いスピリチュアリズムという“霊界唯一の宗教”が地上世界に確立されていきますが、それには何百年~千年の長い時間がかかります。
スピリチュアリズム運動による宗教革命の成功は、すでに確立されています。しかし完全な革命達成までには、地上の悲劇・不幸・苦しみが続くことになります。その期間を短縮できるかどうかはスピリチュアリストにかかっています。
感想
スピリチュアリズムとは、地球上すべての宗教を対象とする宗教革命、宗教史上、初めての地球規模の宗教改革運動というスケールの大きい組織運動が今まさに起こされているということを真に迫る時間でした。そのような想像をはるかに超える革命的運動は、私たちの日常生活での実践から進められています。意識していても、日常での歩みではこうした実感はいつも起こることではありません。真理実践を志す人たちが集まる読書会だからこそ、普段以上の霊的な実感を得ることができ、今回も参加させていただいたことを感謝いたします。
「地上の人間は一人の例外もなく、自分の努力で人格を形成し、自分の努力で霊的進化を達成するために地上界へ来ているのです」『シルバーバーチの教え(上)』P154
自分の努力、人に何かをしてもらうことではありません。自分が努力しない限り幸福はありません。『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「救済観」
(4)
シルバーバーチの「救済観」→シルバーバーチの「救済観」の特色【6】――真の救いは「自己努力」によってのみ達成
より最後に学習しました。
スピリチュアリストも含めた地上人の他力救済的な傾向に対する戒めがあります。シルバーバーチが説く救いとは、神や守護霊に苦しみを取り除いてもらうという形での救いではありません。私たちが霊的真理を武器として自らを強化し、苦しみを乗り越えていくという救いです。
これからも厳しい試練が与えられることと思います。その時は道具としてよりよく使っていただけるための試練になる。それが人の為に役にたち、自分の霊的成長になる。いつも広い視野から眺めおろしたいと思います。
※なお、引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。