今月は先月の読書会で学んだ「宗教の観点からみたスピリチュアリズムの全体像」を復習し、「正しい祈りとは」「神の啓示とインスピレーションについて」を学習しました。
〈正しい祈りとは〉
祈りは宗教・信仰における重要な実践行為です。霊界人も皆熱心に祈りをしていて、イエスもシルバーバーチも祈りをしています。
地上の宗教での祈りは全て間違い
地上人がしている祈りはそのほとんどが、「神仏への願い事」「自分の願いを聞き入れてもらおうとする行為」になっています。
地上の宗教で延々と行われてきた神への祈り、自分や家族の幸福や健康を願う、苦境から逃れる祈り、純粋であり真摯なものでも、常に一方的な願い事にすぎませんでした。必死に祈ったからといって神が聞き入れてくれるわけではありません。
間違った祈り(願いごとの祈り・自己欲望達成のための祈り)は、熱心になればなるほどエゴ性を高め、魂を貶めることになります。地上人の祈りは意味がないどころか、大きなマイナス(霊的成長の妨げ)となっています。(自分と家族・民族、自分に関わるところだけの祈りは、エゴ性を高め祈れば祈るほど魂を貶める)
摂理に一致しない祈りは聞き届けられない
なぜ間違った祈りをしてしまうのか…それは、神と私たち人間の関係を分からなかったから。霊的事実を見てみると神と私たち人間は直接的な関係ではなく、間には「摂理」があります。祈りをすると神が何かをしてくれるわけではありません。私たち人間の祈りは摂理を通して、摂理にそって叶えられます。神が直接人間に働きかけることは一切なく、神は摂理を介して人間と関わっています。
地球上の人々が捧げる祈りの多くが、摂理にそったものではなく、どれほど必死に祈っても、摂理から外れた祈りは決して聞き届けられません。
正しい祈りの大前提
①「摂理の神」の認識をしていること
②摂理への一致を目指す自己努力(自己救済的な生き方)
③自分のことを祈らない利他的な祈り(全人類・他者のため)
〈神の啓示とインスピレーションについて〉
神の啓示を教祖(創始者)が受け取るところから、宗教組織が始まっている
神の啓示が宗教の教義のもとになっている。霊能者と言われる人が霊的な感性に恵まれていたので、それが宗教の教義になっています。始めは純粋なものでした。実際は、神の啓示やインスピレーションは神自身のものではなく、霊界の霊たちが送ったものです。そしていずれの宗教も自分たちの教祖が受けた啓示こそ最高であると思い込み、自分たちの宗教こそ唯一の正義であると思い込みます。他は間違っているという考えになります。
神の啓示はその時代の人間に相応しい内容が与えられる
人間は時代とともに進化していて、神の啓示も自動的に次元が高められています。インターネットや携帯電話ができて世界の誰とでも瞬時に情報交換ができる。私たちは今そういう時代にこの地上で生活をしています。昔のものは時代遅れになります。
現在、最も進んだ啓示はスピリチュアリズムの霊界通信によってもたらされている
その霊界通信の中で最高次元のものが『シルバーバーチの霊訓』である
シルバーバーチの霊界通信は、シルバーバーチという一人の高級霊の通信(啓示)ではなく、イエスをはじめとする高級霊界の多くの霊たちの総意として送られてきたものです。したがって『シルバーバーチの霊訓』は人類史上“最高の神の啓示”ということになります。
これからの“人類の真のバイブル”です。
感想
霊的真理を知ると、これまでの人生観が変わりますが、祈りについても一変します。なんと的外れな祈りをしてきたのでしょう。祈りではなく、願いごとになっています。当たり前のことがこんなに「利己的」であったとは…
真摯な気持ちで祈る世の多くの人々に気づいてほしいと願います。
そのためにも、私たちは神の摂理にそった歩みができる恵まれた立場と同時に責任があります。自由意志を摂理にそったものとし、霊界人に使っていただけるよう、できることをキッチリ一歩一歩進めたいと思います。宗教の観点からみたスピリチュアリズムの全体像をわかったつもりにならず、さらに定着させられるように意識し続けていきたいと思います。
祈りに臨むに際しての“最高の誠意”
最高の誠意とは…日ごろから「霊的真理を実践しようと精一杯努力している」ということ
★自分の醜い心と闘いをしている
★苦しみに正面から立ち向かう努力をしている
★自分の事情を後回しにして、他人のために最善を尽くしている
祈りには霊的真理を実践しようとする意欲が先行していなければならない。
今回も実践への意欲を高めることのできる場に参加させていただいたことに感謝いたします。奉仕の道が与えられ続けますよう日々努めたいと思います。真理実践を励まれている同志の皆さんとともに、高級霊が示す霊的同胞世界のために与えられた場所で
頑張りましょう。
〈参考リンク〉
スピリチュアリズムの思想Ⅳスピリチュアリズムと地上の宗教(スピリチュアリズムの宗教観)
※なお、引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。