さんざん「レ・フレール」を褒めちぎった後ですが。
今回は、ちょっとサッカーファンを敵に回してしまうかも、
と覚悟を決めて。
私は以前から「中西哲生さんの大ファンで・・・」と、
トークショーなどの様子を書いて来ましたが、
そのたびに
「でも、サッカーはわからないのです。ミーハーですみません。
これから勉強します」と、言い続けて来ました。
ここでふと、
「私はなぜ中西さんを追いかけるようになったのか?」と
考えてみました。
なぜだ???
そもそも中西さんを知ったのは、
朝番組「ズームイン」で、今のようにサッカーだけではなく、
スポーツ全般のキャスターをやっていた頃。
正直その頃の印象は、
「なぜこのお兄さんは
こんなに仏頂面なのだろう・・・・」
でした。
ビジュアル的に元Jリーガーであろう、ということは
うすうす感じていたのですが。(偏見だろうか・・・・)
とにかく第一印象は、
「怖い顔でスポーツニュースを読むお兄さん」
だったのです。
それをひっくり返したのが、
幻冬社のウェブマガジンで現在も連載中の
「買い物ワールドカップ」
だった気がします。
とにかくすごい量の買い物をして、
「今回はあれを買いました、これを買いました」と
報告するエッセイです。
(その他の事ももちろん)
この中で、中西さんは
「こんな事(たくさんの買い物)をして、
コイツはバカだなあ、と思う方もいるかもしれませんが、
僕はバカな自分が好きなんです。
こんなに買い物をするのも、自分を追い込んで
仕事を頑張るためです」
と言うような事を書いていらっしゃいます。
確かに「これはマネ出来ない・・・・・」という事を
良くも悪くもたくさんなさっています。
「こんなに買い物ばっかりして、将来は大丈夫なのか」と
呆れる人も多々いるであろう事は、
多分ご本人が一番よくわかっているのではないかと。
私はその「呆れられるであろう事」を
堂々と書く(これはイヤミではなく)潔さ、みたいなものに
ズガーンとやられてしまったような気がします。
つまり、中西さんが生業(なりわい)の一部とする
サッカーとは、全くかけ離れたところで
私の「中西好き」は発生してしまったのです。
私が嫌いな「ブランド自慢」に近い事をしているのに、
どうして中西さんだと
「へーいいなー(もちろん私には買えないけど)」と
思えてしまうのか。
それは、私にもわからないのです。
その「自分を追い込んで頑張る」姿勢が、
私にはとてもマネ出来ず、
憧れのモトとなっているのかもしれません。
以前に書いた「F1の王子様」
ことミカ・ハッキネン同様、
「前向きさや、何かを頑張る姿」が、追いかけずには
いられなくさせるのでしょうか。
「中西さんのファン、と言うからには
やっぱりサッカーを知らないとダメだよね」とは思うのですが、
この頃は「無理して見る事はない」とも思うようにもなりました。
専門用語を英単語のように覚えたり、
「勉強します」と言う姿勢で構えて見る事はないんじゃないか。
すごいプレーに
「なんかわかんないけど、すっげー!カッコイイー!」と
手を叩いていればいいんじゃないか、と。
もしそれで中西さんが
「そういう人にファンとか言われても困るんですよね」と
おっしゃるのであれば、
私はすぐに「中西さんのファンです」と言うのをやめるでしょう。
(なんだ、その程度なのか・・・と突っ込まれそうですが)
そしてサッカーファンの人々に、
「そんなヤツにサッカーを観られるのも語られるのも迷惑だ」と
言われたら、それもやめる事でしょう。
私は
「『元Jリーガーで、今は解説者の中西哲生』ではなく、
『動いたり話したりご飯を食べたりする中西哲生』を
もっと見たいだけのやっぱりミーハー」
なのだと、自分を認める事にしました。
なんだかスッキリです。
「ナマで動く中西哲生」は、
決して「仏頂面のお兄さん」ではないのですから。