紅葉時期の御岳渓谷が好きで毎年のように歩いていて、去年は今月20日だった。
今年はすでにあきる野の広徳寺に行った人から、イチョウが散っていた話を聞いた。
なので御岳の大イチョウも散ってしまったかも……と思いつつ。
いつも軍畑駅から御岳駅へと上流に向かって歩く。
今年は逆コースにしようかと思ったけど、御岳駅周辺だと時間つぶしができるからヤーメタ。
というわけで軍畑大橋から多摩川上流方面を眺めて。
パッチワーク模様の山々も。
10分位車道歩きで遊歩道入口の看板があり、石段をガンガン下ると多摩川に出たー。
多摩川河口から69kmのブルーの道しるべ。
昨日の雨で空気中の塵も葉っぱも、きれいさっぱりと洗い流されて映えるー。
お天気がよいとそれだけでいい写真が撮れる。
あっち向いてパチリこっち向いてパチリと、一人なので自由気ままに。
抱き枕ならぬ抱き木にピッタリの巨樹もあり。
軍畑から御岳までの渓谷沿いが一番紅葉した木々が多い。
多摩川の流れもすぐ足元で、ワイルドだぜみたいな個所もあるし。

今日は歩きながら人生に何が残せるか?について考えた。
というのも先日録画したトランスジャパンアルプスレース2022を見たから。
この過酷過ぎるレースはゴールした選手を見ると感動で、私ももらい泣きしてしまう。
2002年第1回がスタートし、2年に一度開催されるレース。
海抜0mの富山湾から北、中央、南アルプスを走り抜け、ゴールの駿河湾の大浜海岸まで、
トータル415kmを8日間で完走しなければならない。
しかも累積標高差が27000mという恐ろしいレース。
だからこそ幾多のドラマがあり、毎回欠かさず見ては感動しているレースだ。
チェックポイントが30カ所あり、そのうちの5カ所は関門でタイムアウトとなる。
さらに参加要件がメッチャクッチャ厳しくて、呆れてしまう。
ゴールしたからと言って何を貰うわけでもなく、完走した選手はみな感謝の言葉を述べている。
彼らはご褒美が欲しいわけでもなく、人生で挫折した人が自分の限界に挑むというのが多い。
勝ち負けではなくレースで何を残したか?と、ある参加者が言っていた。
このレースを見た人が元気づけられたら……とも。
人生において部活の成績が残せず、仕事でも成果が残せず、家庭でも子供ができず……。
果たして人生に何が残せるのか……?と思った時、このレースを知ったという人も。

澤乃井ガーデンまで45分位で到着。(楓橋)
朝から美味しそうに飲んでいるグループがあり、空気と景色が良すぎて酔いそうだとのたまう。
楓橋を渡って上からの写真。

続いて鵜の瀬橋があり、周辺は紅葉したモミジがいっぱい。
ボルダリングに適した大岩がある個所を通ったら、やっぱり今日も人がいたー。
御岳小橋が近くなってきた。
白っぽい岩肌と紅葉が絵になるー。
2019年の台風被害で御岳小橋が半分流されて、今もそのまんま。
おー!キレイドコロのお姉さんに会いました。
名前を夢梅ちゃんと申~します~。
御岳の玉堂美術館付近の紅葉も例年通りメッチャ美しい。
カヌーを楽しんでいる若者たちもいたー。
荒波(?)に向かって頑張ってる姿カッコイイ。
多摩川にかかる軍畑大橋→楓橋→鵜の瀬橋→御岳橋→杣(そま)の小橋と歩いて来た。
杣の小橋の上から歩いて来た道を振り返って。
ちょうど71,4kmの道しるべがあったから、軍畑から2,4km歩いた事になる。
先へは歩いた事があるが紅葉はあまりないので、御岳橋まで引き返し。
御岳橋を渡って玉堂美術館へ。
やっぱり大イチョウは丸裸になっていて、下にわずかに黄色い葉っぱが……。
対岸の河鹿園の風情ある建物とイチョウの葉っぱ。
玉堂美術館では川井玉堂の「峰の夕(ゆうべ)」他、山にテーマを絞った作品が展示。

御岳橋まで戻り、橋の上から「来年もこうようを見にまたこうよう」と呟いた。