暫くぶりに浅間岳に登ったら、殺風景だった森がすっかり春色に変わっていた。
淡いグリーンに包まれた浅間岳や大澄山のある草花丘陵。
淡い色調の緑の中に山桜のピンクが混じって、柔らかい雰囲気を醸し出している。
今日は桜の散った花びらが川を流れている、花筏(はないかだ)が見られると思っていた。
ところがどっこい花弁はすでに散ってしまったようで……。

たまたま登山口への土手で東屋仲間のH氏が、なにやら探している様子だった。
やがて東屋仲間の長老W氏に教えてもらった花を見つけたようだった。
トキワハゼ?それともムラサキサギゴケ?ハエドクソウの仲間みたいだけど……。
私はいつもチャリでチャーっと走り抜けるので目に入ってなかった。

去年教えてもらったセリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)も土手に咲いていた。
葉が芹の葉に、花がツバメの姿に似ているという。

ムラサキケマンの花も咲いていて、山道の両脇が一気に春めいていた。

ニリンソウの群生地には思った通り、幾つものニリンソウが賑やかに咲いていた。

山頂への道すがら見つけたハナワサビの白い花。
この白いちっちゃい花は確か去年教えてもらったような……?

浅間神社から多摩川を見下ろしたら、鮮やかなムラサキツツジあり。

遠方に根がらみ前水田のカラフルなチューリップ畑も見えた。
もうこんなにたくさん咲いている、見に行かなきゃ……。

山頂で空を見上げたら木々が淡いトーンで統一、でも淡い緑色がすぐに濃い色に変わっていく。
この微妙に淡い色合いに彩られた森、この時期は短いが故にずっと眺めていたい。