ブルボン 商品開発職 | 製薬業界を目指す就活生のブログ

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'16卒の就活生です。製薬業界を中心に活動しています。(製薬、食品、化粧品など)そんな就活生の活動記録をつづっていきたいと思います。

今日はブルボンの会社説明会に参加してきました。

ブルボンの大きな特徴は、

商品開発職と営業、工場で全てが完結する

というところでしょうか。

普通のメーカーですと、まずマーケティングが市場調査を行い、企画部門が商品の提案を行います。
次に開発職や研究職が、企画部門の提案する商品を形にします。
納得のいくものができたら、工場の生産職の人たちと協力して、大量生産できるように機械や材料などを調節します。この過程では品質管理や生産計画の人など、たくさんの人が関わることになります。
そして、営業の人が店頭て販売してもらえるようにお店と交渉して、皆さんがお店で買えるようになります。

ざっくり言うとこんな感じだと思います。
しかし、ブルボンの商品開発職は、マーケティングから工場との打ち合わせを担当します。工場以降は他のメーカーと同じ感じでした。

マーケティングから商品企画、実際に試作品を自分の納得の行くまで作ることができる、というのは大きな魅力ですよね。
他のメーカーですと、商品企画の人がアイデアを出すので、開発や研究職は基本的には自分のアイデアを商品にすることはできないからです。

その分、役割分担的な部分が曖昧かな?という印象も受けます。

ブルボンの会社としての強みは、豊富なラインナップと自社での製造設備開発です。
豊富なラインナップを支えているのは、ビスケットやチョコレート、といった専門の部署と、部署間の連携により生み出されるアルフォートといった合体製品です。

しかし、合体させる商品開発を専門にしている部署はありません。
アルフォートの場合は、チョコレートもしくはビスケットの部門のどちらかが手をあげる必要があります。
ではどちらが主導しているのでしょう…?
それは言い出しっぺの方なんでしょうね。
例えばアルフォートはビスケット部門の管轄ですが、アルフォートミニはチョコレート部門の管轄だそうです。複雑ですよね。

こんな感じで、部門間の垣根は曖昧、という印象でした。
これを良いと取るか、やりにくいととるかは、人によりけりかもしれませんね。
個人的には、ちょっとやりにくさを感じそうです。

部署間の移動は、ほぼないそうです。希望が出せないということはないそうですが、基本的に一つの部署を突き詰めたい人が多いのでしょうか。あまり自分から移動しようという人は少ないそうです。

この辺りの受け止め方も難しいですね。
ずっと研究をしてきた修士の方ですと、一つを突き詰める楽しさを知っていますから、やりがいになるかと思います。

私個人はちょっと停滞感がでそうかなぁ…と思ってしまいますね。


ここからは、選考を受けようかなーと考えている方のためのまとめです。

まず、ブルボンの強みは

豊富なラインナップ
自社での製造設備開発

です。

豊富なラインナップとは、チョコレート、ビスケット、グミ、合体製品から飲料まで幅広く手がけていることです。
毎年リニューアル品も含めて300以上の新製品をリリースしています。

自社での製造設備開発を行うメリット、それは、他社に真似出来ない商品開発とスピードです。例えば、ルマンドはクッキー生地を何層にも重ねたお菓子ですが、このような繊細なお菓子は他社では簡単には作れないでしょう。

今後は健康の事を考えた商品開発に力を入れる予定のようです。現に、現在すでに特保などが販売されています。

福利厚生としては、社宅借り上げ、産休育休ばっちり、でしょうか?とりあえず住むところや家庭の心配をしなくてもよさそうです。

面接でアピールすべきポイントとしては、お菓子が好きであること、そして他社との違いを理解しておくこと、みたいです。言っていたのは商品開発職の人ですが、一次、二次の面接は人事だけでなくこの職の方もいらっしゃるということなので、アピールして損はないかも?


逆に今までの企業分析でちょっとマイナスポイント、なのが、
従業員の平均年齢が42歳程度ですが、平均年収が420万というところでしょうか。
つまり、42歳くらいの年収が420万って事ですよね?
森永や明治など他の大手メーカーですと、同じくらいの平均年齢で、平均年収は600万とかですから、ちょっと考えてしまいますね…

とはいえ、まだお菓子メーカーの会社説明会は序盤です。

今後はロッテの説明会も控えているので、そちらともしっかり比較する必要がありますよね。