皆様、こんばんは。
[5月8日追記]
この記事を書いた段階で知り合いの西川産業さんに確認したところ、旧西川家住宅は東京西川さん所有らしいとのお返事でしたが、昨日会社で確認してくださったところ「重要文化財の旧西川家と西川産業の西川本家とは関係がない」という事が分かったそうです。
わざわざ調べてくださってありがとうございました。
これに伴い本文は所々加筆しています。
追記終わり
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こどもの日の今日は天候に恵まれ、鯉のぼりが気持ちよさそうにお空を泳いでいました。
今日は滋賀県の近江八幡市までお茶会に行ってきました。
お茶会の場所は『重要文化財 旧西川家住宅』です。
お布団の西川さんは江戸に出る前に近江八幡で商売していた場所で、西川家は西川さんだそうです。(追記の通りこの旧西川家は西川産業さんの本家とは関係ない事が判明しました)
創業は1566年、まだ織田信長とかの時代で、「この地で商売をしていいですよ」と許可が出たとのこと。
調べてみると東京西川さん、大阪西川さん、京都西川さんと色々あって、この旧西川家の西川さんがどう繋がるのか分からなかったり、途中で途絶えた西川利右衛門家が出てきたりしますが、新しく分かったことがあれば追記しますね。
去年の1月にNHKで『覆面リサーチ ボス潜入』という番組があり、東京西川さんが取り上げられましたよね。
その番組でロケがあったのがこの旧西川家住宅だと思われます。
(知人によるとあのロケをした住宅は非公開だそうです)
西川さんといえばもちろん結弦さ〜ん
今回のお茶会は茶道の速水流さんです。
速水流さんは速水宗達というお茶人によって江戸時代中・後期に創始された流派です。
江戸時代に西川利右衛門家が速水流のお家元にご指導を受けていたことが古文書により判明したことから、毎年こちらの旧西川家住宅で『ひむれの里茶会』を開いているそうです。
では旧西川家住宅でのお茶会の様子をお届けしますね。
小さめのお庭は新緑が眩しかったです
箱に書かれた文字は何と読むのでしょう?
(もしかしたら西川さんの分家かもしれません)
花橘(はなたちばな)と書いてあります
今日のお菓子
お詰 祇園辻利
何度もお修理された大切なお茶碗
折り鶴の杜若
お塗は宗哲
この謂れをお聞きしてお棗を拝見させて頂いた時、子を思う親の気持ちに胸が熱くなりました
御銘は鬣(たてがみ)
煤竹(すすたけ)でしょうか、こちらが馬のたてがみのように見えます
私のお隣にはあの祇園の辻利さんがいらっしゃいました。
去年辻利さんから東峯の白のお抹茶を頂いたお礼と、お店に伺いたいけれどいつも長蛇の列で中々行けませんとお伝えしました。
街並みの写真も
少し歩くと八幡堀と琵琶湖をつなぐ水郷があります
バームクーヘンを買いました!
チマキを買いました!
速水流さんのおかげで楽しい1日を過ごすことができました。
ありがとうございました