今日は茶道のお茶会に行ってきました
着物を着て、朝から雨なので雨コートも着て主人の車で出発〜と玄関を開けたら、猫が私の横をすり抜けて門まで出てしまいました
外に出て迷子になって帰ってこられなくなると大変なので、私は猫を追いかけました
と同時に、私はずべしゃ〜〜〜っと前向きに倒れ、どうしようもなくなすがままにうつ伏せに転んでしまいました_| ̄|○
こういう時ってまるでスローモーションのように倒れますよね〜
ヒィ〜〜着物が汚れる〜
それよりも通行人に見られて恥ずかしい〜💦
何事もなかったようにスクッと立ち上がる安七
主人は車の中で何か音がしたな?と運転席から横を見ると私が倒れていて、私は前に飼っていた猫の名前を叫んでいたそうです(^^;;
主人が猫を家に入れて出発
でも左肩が痛いよ〜( ;∀;)
車の中で泣きそうになりながら、「骨折していたら脂汗が出るくらい痛いと聞くし、骨は折れてないはず。きっと打ち身とか捻挫状態よね?」と自分に言い聞かせていました
途中でお友達を拾う事になっていて、その待ち合わせ場所の近くにドラッグストアがある事を思い出して、速攻で「無香料の湿布を買っておいてください」とお願いしました
会場に到着してとにかく湿布を!
着物は脱げないので(当たり前!)、お行儀が良くないのですが袖口をたくし上げてお友達に肩口から肘にかけて湿布を8枚ぐらい貼ってもらいました〜
お友達よ、ありがとう♡ これで気持ちが落ち着きました
では、ここから『正午のお茶事』です
お茶事とは、限られた人数のお客様を招待して、食事(懐石)を差し上げ、濃茶、薄茶を点て、約4時間にわたっておもてなしをする事です
今日は普段のお稽古仲間の皆さんと一緒に、お料理屋さんをお借りして水屋担当とお客様に別れてお茶事のお稽古です
お道具類は全てお料理屋さんの借り物です
説明文は会記の丸写しですが、草書のため判別できる文字だけ書かせて頂きますね
【寄付】
寄付は身支度を整える場所です
先ずはお床拝見
『月に雁』
紀広成:江戸後期の四条派の絵師
莨盆(たばこぼん):金森宗和好 松木地船底形?
火入:三浦飛白 織部
お白湯をいただいて、本来なら露地に出て蹲踞(つくばい)で手と口を清めて腰掛待合で待ちますが、雨のため寄付から室内の廊下を通りお茶室に入る事になりました
【お茶室】
お茶室に入る時は正座してお扇子を膝前に置き、正座したままお扇子を前に進め体前方に手を突いてにじります
手を突いたら左肩から肘が痛くて、何とか右手だけを突いてにじりました💦
お床拝見
清渓繞竹林(せいけいちくりんをめぐる):坐忘斎家元筆
釜:十四代 宮崎寒雉 鵬雲斎大宗匠好 遠山
風炉:雲華焼 二代 山崎宗元造
風炉先:鵬雲斎大宗匠好 うず 奥村吉兵衛
水指:オランダ 作家名は判読不能
棚:更好棚
亭主と客の挨拶
私は肩が痛いので三客目に入らせてもらいました
ここからは懐石料理です
折敷が運ばれてきました
⚫︎一文字ご飯
⚫︎向付:鯛・山葵葉・わさび
⚫︎汁:合わせ味噌仕立・小茄子・三度豆・溶き
辛子
*ご飯のお汁を食べ終わったら、盃を乗せた盃台とお酒の入った燗鍋が運ばれてきます
*ご飯の入った飯器と、お汁は『お汁替え』でお代わりが運ばれてきます
⚫︎煮物:鱧・松茸・三つ葉・すだち
⚫︎焼物:子持鮎の塩焼
⚫︎進肴:穴子・満願寺唐辛子・海老芋に芥子の実?
⚫︎八寸:鱚だと思います・銀杏
⚫︎湯斗:ご飯のおこげとお湯が入ったもの
*ご飯とお汁の椀に汲み入れて、椀の汚れを清めるようにして綺麗に食べます
⚫︎香物:沢庵・壬生菜・赤蕪
☆初炭
☆主菓子
うば玉のようなお菓子で、中は柔らかい栗餡でした
御製:このお料理屋さんが作ってくださいました
中立
【お茶室】
☆茶花
☆濃茶
写真はありませんが…
赤楽茶碗:御銘 住之江 お作 判読不能💦
☆濃茶の抹茶
御銘:幽閑乃昔
お詰:松籟園
☆干菓子
☆薄茶の抹茶
御銘:中乃白 松平不昧公銘
お詰:中村茶舗
☆お道具拝見
茶入:瀬戸肩衝
茶杓:作 円能斎 御銘 福の神
仕覆:笹蔓緞子
薄茶器:鈴虫蒔絵 中次 内田徹作
【寄付】
☆お見送りの茶花
説明不足で申し訳ないですが、雰囲気だけでも伝われば幸いです
帰宅してから病院に行きレントゲンを撮りました
骨折はしてませんでしたが左腕を動かすと痛いので、肩腱板損傷の場合はレントゲンで写らないから、1週間しても可動域が狭いようならMRIで再検査する事になりました
で、1週間は三角巾で固定して安静と言われ、ただいま人生初の三角巾をしています
寝る時も付けたまま寝るそうです
お薬はこれ
消炎鎮痛剤と胃薬
ツムラの薬の名前が『治打撲一方』というのがいかにも効き目がありそうですね
というわけで、しばらく家で大人しくしていますね〜
はーいヽ(;▽;)