こんにちは、乙花です。

(初めての方は、こちら をお読みください)

 

先日、近所の行きつけのカフェで、コットンの紐とシルクの糸でカバンを作って柿渋で染めているという作家さんに会いました。

新品を、使い込んで色が変わり風合いやスレが出ていく様も楽しむカバン。
いいなぁ~と、素直に思いました。


[染めたての色。コロンとしたフォルムがまた可愛い]

 


[使い込んで、色が変わりスレて風合いが出たトートバッグ。中に見えるのは小物トレー]

 

 

洋服とかだと。
「そんなに高くないものを買って、使い捨て」みたいな、使い方をする人がいますよね?
「飽きちゃうし、3年も5年も同じ服は着られないから」とか、「1年着倒して、捨てても惜しくない値段だし」とか。
それはそれで、ありだとは思います。
中には、「2度同じ服は着ない」という、ローラみたいなこだわりのある人もいますしね。

あと、バッグとかも。
メンテナンスをしないで、汚れたら使い捨てる……という人もいるし。
まぁ、それで惜しくないような値段の物は、バッグの世界でも正直ありますし。
手入れして使い続けていて、それでも「古びてもいいもの」って、相当に「いいもの」でないと「ただの痛んだもの」になっちゃったりしますし。
なかなか、難しいところだと思いますが。

でも。
持ち物も、自分自身も。
あまりに執着して大事にしすぎるのも、どうかとは思いますが。
あまりに手入れをせず放っておいたりそのまま捨てたりするのも、どうかと思うんですよね。

季節が終わったらクリーニングに出さないといけない服を買う、とか。
ボタンが取れたらスペアでついてるボタンを使って服を着る、とか。
(そもそも、スペアボタンが付いてるような価格帯の服を買う、とか)
定期的なメンテナンスが必要な革製品を、手入れしつつ長く使う、とか。



[先日、FBに投稿した写真。昔ある整理収納アドバイザーさんが教えてた方法。スペアボタンを即タグに縫い付けるとカサばらない・なくさない]

 

 

そこの手間暇をかける価値を感じられる物を、とりあえずひとつ持って使ってみると、いいと思うのです。
なぜって、自分の物のメンテナンスを「面倒くさい」と思う人って、結局自分自身のメンテナンスも「面倒くさい」とか言って、メイクしたまま寝ちゃったりするんですもの。
(余談ですが、腕時計をどう買ってどう使うかを見ると、その人が心理的に”パートナー”をどう扱うかがわかるそうですね)

「自分の満足を、先に満たすといい」って、いろんな人が言いますし。
私自身も、それはそうだとは思いますが。

ホテルのエステに行って「自分を満たした」とか言いながら、一方でメイクしたまま寝る生活をしていたり、ムダ毛のお手入れをろくにしていなかったり。
そういうのを、本末転倒 と言うのだと思いますが。

とは言え、使い捨てる物も人生の上で必要は必要なので、長年メンテや手入れを繰り返してつきあう物と、上手く使いわけられたらいいんですよね。

 

[帰り道の夕焼け。隅田川を経て東京湾に続く掘割]

 

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プロフィール写真の撮影をしています。

生まれ変わりたいあなたのための占星術メイクフォト

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◆乙花わかこ 自己紹介◆
 
IT関係の会社の正社員歴、20年超。

ここ数年は、5~10名のメンバーさんと2~3個のプロジェクトを抱えるリーダー職。

 

しかしリーダー職になったのは、30代で脳梗塞→2度の鬱→リストラ→海外(ベトナム)逃亡→帰国後再就職、してからの大復活劇。
元々は自分に無理をして、本当に自分を殺して生きていた人。

 

2015年に30代から患っていた子宮筋腫が悪化して全摘手術に至り、そのことでむしろ「女」に居直ったかも知れない。

 

リストラ以降独立開業に興味を持つようになり、現在は占星術や写真などを組み合わせた、オリジナルの「乙花的<美神>メソッド」を提唱中。
自分の人生を変えたツールは、外見を変えたこととカメラで日々を映すようになったこと。eos80dユーザー。

自分に素直に正直に、「幸せ」と感じることに忠実に生きようと意識しているうちに、「起業して退職」のつもりだったはずが、会社仕事の環境が劇的に良くなってしまい、現時点では全く退職する予定はなく、パラレルキャリア街道を疾走してます(笑)。

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