こんにちは、乙花です。

(初めての方は、こちら をお読みください)

 

[少しでも涼しい雰囲気を出すべく、軽井沢・鏡自撮り]

 

 

少し前のこと。

担当案件のひとつで、私が上位役職者にホウレンソウをしていると、よく大した意味もなく割り込んでくる別チームの女性がいたんです。

年齢は、一見老けて見えたんだけど実は若そうで、乙花よりたぶんひとまわりぐらい下。
別チームなんで、当然専門分野も別。
むしろ、向こうがメインシステムの担当。

タイプ的には、乙花は技術職専門家としてのスキルを伸ばすことを放棄して、マネジメント方面に注力してるのですが。
彼女は割と、バリバリな技術職専門系。
ほぼスッピンだし、服もユニクロ系。

最初会った頃は、平気で黒&紺とかの「むしろ色合わせ難しいだろ、それ!?」系を組み合わせた いただけない ファッションで、乙花を相当ドキドキさせたものですが。
数か月で、ちょっとマシになり。
でも、やっぱりたまに肌色とも髪色とも全く似合わない色の服とかを着てきて、「それで客先に行くのか!?」と、乙花をドギマギさせていました。

そんな彼女が、しばしば大した意味もなく割り込んで口出ししてくるもので、鈍感な乙花、「なんじゃこりゃ?」ぐらいに思ってたのです。

そしたらある時、報告中にやっぱり割り込んできた彼女が言いたいことを言って去っていった後で、上位役職者がポツリと、
「大変だねぇ……」
と、乙花に言いまして。

……え?
…………あれ?

もしかして、 これが噂のマウンティング? 

(↑数か月続いて、やっと気が付いたド鈍)

しかし乙花、思わず、上位役職者に対して、
「大変ですねぇ……」
と、言い返してしまったのでした。

いや。なんと言うか、ですねぇ。
この上位役職者がまた、割と仕事もできるしルックスも良い男性だったんですよ。
これが、仕事でもルックスでも冴えないオッサンだったら、あんまりこういうことはないと思いまして。
なのでまぁ、きっとこういう目にはよく合うんだろうなぁ、大変だなぁ……と。

(↑でもきっと、向こうも私のことを同じように思ったであろう💦)。

しかし。
彼女の言動で私の側が腹が立つとか傷付くとか、そういうことはないのです。
あまりにわかりやすい「私が主役」&「私は優秀」アピールなので、「ティーン・エージャーか?」と呆れはしましたが。
でも、それで私に何か害があるというわけでもなし。

そもそも。
今の彼女が進んでいる道筋の先にも後にも、私は居ないのです。

彼女の側が、意識しているのかいないのかは、わかりませんが。
専門分野も違うし、技術系かマネジメント系かというスタンスも違うし。
彼女が「男性同僚の戦友に徹する」という在り方でここまで来ているのに対して、私は意識的にそれをやめて「ただの旗印でいい」という在り方で居ようと思ってる。

どちらが良いとか悪いとか、偉いとか優秀とかではなく。
ただ、「違う」ので。
優劣をアピールするとか、全く無意味なんですよね~。

……ってことに、頭が良い(はずの)彼女が全く気が付かなかった(らしい)というのが、正直残念なところ。

 

私、彼女のことをスキル的な側面からは、むしろ尊敬していたのですけどね。

この事件以降、内心でマインド・ティーン・エイジャーに認定💦
(そしてどうやらその後も、別の仕事で私以外の年長の女性に対して似たような事を繰り返してるらしい……)
 

う~ん……たぶん、なんですが。

あんまり、自分に自信がないのかなぁ~……と、思うのですよね。

そういうタイプって、すごく必要以上に「私が主役」&「私は優秀」&「私は正しい」アピールに走るし。

人によっては、自分と利害関係があるかないかにかかわらず、他者を頭ごなしに否定しにかかります。

でもそれ、「私、自信がないんです」って、声を大にして言っているのと同じなんですけどね。

 

まぁ、私だって決して、元々自分に自信があった人だったわけじゃないのですが。

自信があるとか、ないとか。

そういうことを気にすること自体がいつの間にかどうでも良くなったので、まぁ、「自信はある」と、言うんでしょうね(笑)。

 

私は、仮にもITエンジニアリングの世界の端くれにはいるものの、決して技術力が高いというわけではないですし。

この業界の技術者としては割と皆さんが憧れる、いわゆる「優秀なプレイング・マネージャー」とも、ほど遠いのです。

ただ、無理して「優秀なプレイング・マネージャー」を目指そうとして潰れた人のほうをむしろ数多く見てきているので、「それをクリアできるのは、本当に限られた一部の人だけ」だと思っています。

 

なので、自分はそういうのに「向いてない」とわかった(というか「決めた」)ことで、マネジメント方向に思い切って梶を切りましたし。

「そういう自分を必要とするジャンルも、ニッチだけれどある」ということも、体感と体験でわかりましたしね。

 

それを「自信」と言うなら、そうなのでしょうし。

「自信」の基本って、自分を知ることと言うか、「自分ができないことを知る」ことなのだろうと思います。

 

それにしても。

明示的に何か害とかがない以上、会社とか職場というのは動いてくれないものなのですが(それこそ、ティーン・エイジャーにとっての学校じゃないですしね)。

やっぱり、働く上でのマインド教育って、遅れてるよね?……と、こういうことがあると、つくづく思うのです。
そして、それをするのは誰の役目なのだろうか?……とも。

 

[お台場の夕暮れ]

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プロフィール写真の撮影をしています。

生まれ変わりたいあなたのための占星術メイクフォト

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◆乙花わかこ 自己紹介◆
 

IT関係の会社の正社員歴、20年超。

ここ数年は、5~10名のメンバーさんと2~3個のプロジェクトを抱えるリーダー職。

 

しかしリーダー職になったのは、30代で脳梗塞→2度の鬱→リストラ→海外(ベトナム)逃亡→帰国後再就職、してからの大復活劇。
元々は自分に無理をして、本当に自分を殺して生きていた人。

 

2015年に30代から患っていた子宮筋腫が悪化して全摘手術に至り、そのことでむしろ「女」に居直ったかも知れない。

 

リストラ以降独立開業に興味を持つようになり、現在は占星術や写真などを組み合わせた、オリジナルの「乙花的<美神>メソッド」を提唱中。
自分の人生を変えたツールは、外見を変えたこととカメラで日々を映すようになったこと。eos80dユーザー。

自分に素直に正直に、「幸せ」と感じることに忠実に生きようと意識しているうちに、「起業して退職」のつもりだったはずが、会社仕事の環境が劇的に良くなってしまい、現時点では全く退職する予定はなく、パラレルキャリア街道を疾走してます(笑)。

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